音楽関連購入記

このページはCD、ビデオ、DVD、放送等のメディアを視聴した感想をランダムに書き綴っていきます。
でも、最近は音楽関係の買い物報告コーナーになっています。

2006/03/31 (金) この10日間のお買い物

\16800@YAMADA

何はともあれSACDろDVD-AUDIOが聴ける。

●再生可能メディア:
DVDオーディオ、DVDビデオ、DVD-RW(VRモード)、DVD-R/RW(ビデオモード)、2層DVD-R(ビデオモード)、SACD、CD-R/RW、ビデオCD、音楽CD、CDV(オーディオパートのみ)、DTS-CD、DivX/WMA/MP3/JPEG形式で記録されたCD-R/RW
●消費電力:8 W(待機時0.7 W)
●外形寸法:420 mm(W)×49.5 mm(H)×214.9 mm(D)
●質量:1.8 kg
■出力端子:コンポーネント映像出力端子1系統、S2映像出力端子1系統、映像出力端子1系統、D1/D2端子1系統
■デジタル出力端子:同軸出力端子1系統/光出力端子1系統
■音声出力端子:アナログ2ch1系統/アナログマルチch(Lf/Rf/Ls/Rs/C/SW)1系統
■音声特性/オーディオS/N:115 dB、ダイナミックレンジ:101 dB、全高調波歪み率0.0020 %、周波数特性:4 Hz〜88 kHz(DVD192 kHz)


 

Le Domaine Musical Vol. 1/ Boulez,Pierre
¥5,419(税抜)
輸入盤 CD
発売日: 2006/03/17
レーベル: ACCORD
4CD+1

Le Domaine Musical Vol. 2/ Boulez,Pierre
¥5,419(税抜)
輸入盤 CD
発売日: 2006/03/17
レーベル: ACCORD
4CD

全クラシカル・ファン待望!
ブーレーズの成し遂げたプロジェクトの中でも、20世紀の音楽史への影響力が絶大であった「ドメーヌ・ミュジカル」の全貌が復活!
※本盤(一巻目)は、完全限定ボーナスCD付き!完売の際は、ご了承下さい。
※第二巻は、こちら。

オリヴィエ・メシアン〜『「ドメーヌ・ミュジカル」では、世界中の新しい作品を聴くことができる。そしてこのプロジェクトの凄いところは、数ある問題を、潔く、そして明晰な判断をもって解決していったのが、たった一人の芸術家(=ブーレーズ)の力であった、という点であろう。』

1956年、ブーレーズによって創設されたドメーヌ・ミュジカル。これは、実質的なブーレーズの指揮活動の開始となっただけでなく、50年代ヨーロッパにおける最先端の音楽団体でした。この創設は、当時のフランスでの音楽観の偏りを修正するためだったといわれています。ストラヴィンスキーとその継承者たちばかりが賞賛されていた中、最初のシーズンにはバッハやデュファイといった過去の偉人の音楽を再提示しつつ、20世紀の古典としてのウィーン楽派、シュトックハウゼン、ノーノといった当時は若手の作品までが取り上げられました。この団体の活動は演奏会の開催にとどまらず、機関紙や研究書の発行にまで至り、ヨーロッパ全土に多大な影響を与え、今に至ります。この団体が出現していなければ、我々の音楽史上の価値観は、まったく違ったものになっていたかも知れません。

この活動の全貌がわかる計8枚CD[第一、二巻](+ボーナスCD)が一挙リリース!
それぞれのディスクにコンセプトを持たせる編成。現代音楽ファンにとどまらず、すべてのクラシカル・ファン待望のBOXです!
------------------------------------------------------------
Le Domaine Musical (1956…1967) Vol.1
【曲目内容】
CD-1
10周年記念コンサート (66'54)
シュトックハウゼン:コントラ-プンクテ 作品1
ベリオ:セレナータ T
ブーレーズ:主のない槌 ル・マルトー・サン・メートル
メシアン:異国の鳥たち

CD-2
フランス関連 (62'32)
ドビュッシー:パンの笛
ヴァレーズ:比重 21.5、ハイパープリズム、オクタンドル、アンテグラル(積分)
メシアン:カンテヨジョーヤー、7つの俳諧

CD-3
作曲家ブーレーズ (59'46)
ストラクテュール 第1集
フルートとピアノのためのソナティナ
ピアノ・ソナタ 第2番

CD-4
同行する旅人たち (73'15)
カーゲル:弦楽六重奏曲
ノーノ:インコントリ
ヘンツェ:イル・マリニーのための協奏曲
プスール:マドリガル V、2台のピアノのためのモビール
シュトックハウゼン:ツァイトマーセ 作品5、ピアノ曲 第4

【演奏】
ドメーヌ・ミュジカル
指揮:ピエール・ブーレーズ

【録音】
1956〜67年、パリ
一部モノラル

※ボーナスCD[期間限定となります;予めご了承下さい]
友情の物語
ブーレーズ独占インタヴュー
「主のない槌」ファースト・レコーディング
(Vega,1956)
-----------------------------------------------------
Le Domaine Musical (1956…1967) Vol.2
【曲目】
CD-1
ストラヴィンスキー
12楽器のためのコンチェルティーノ
クラリネット・ソロのための3つの小品
弦楽四重奏のための3つの小品
管楽器のためのシンフォニー集
きつね-歌と踊りによるブルレスケ
バレエ「アゴン」

CD-2
ウィーン楽派T(1899-1912)
シェーンベルク:浄夜
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 作品6
シェーンベルク:3つの小品、月に憑かれたピエロ

CD-3
ウィーン楽派U(1906-1943)
ベルク:ロ短調のソナタ、管弦楽のための3つの小品 作品6
シェーンベルク:室内交響曲第1番
ウェーベルン:2つの歌 作品8、4つの歌 作品13、第1カンタータ 作品29、第2カンタータ 作品31

CD-4
ウィーン楽派V 連続主義
シェーンベルク:セレナーデ、7つの楽器のための組曲 作品29
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 作品27、交響曲 作品21
【演奏】
ハンス・ロスバウト(指揮)、バーデン-バーデンSWF交響楽団からのソリスト
ピエール・ブーレーズ(指揮)、ドメーヌ・ミュジカル
【録音】
1956〜67年、パリ
※一部モノラル


Shostakovich: Complete Symphonies/ Kiril Kondrashin
5,790(税込)
¥5,514(税抜)
輸入盤 CD
発売日: 2006/03/29
レーベル: VENEZIA
組枚数: 12

コンドラシン&モスクワ・フィル〜ショスタコーヴィチ:交響曲全集他!VENEZIAレーベルよりBOXセットとして復活CD化!

1962〜74年録音[メロディア原盤]の交響曲全曲は、ソヴィエト(ロシア)が生んだ20世紀の巨匠指揮者、コンドラシンの代表作の一つといえるでしょう。一時期、BMGより輸入、国内盤としてリリースされていた頃は、大ロング・セラー盤として大いに注目されたものです。残念ながら、ここ最近は暫く入手困難な状況となっていましたが、正に待望の復活となります。
そして、今回の12枚組では、世界初演の2日後の演奏録音となる交響曲第13番「バビ・ヤール」[1962年12月20日;オスタンキノ放送原盤]も収録!
こちらも緊迫感を孕んだ一大ドキュメントとなります。
また、あわせて、2曲のヴァイオリン協奏曲[コーガンとD.オイストラフのソロ;共にメロディア原盤]もカップリングされ、充実感たっぷりです!
本セットは、オーケストラが全てモスクワ・フィルとなりますが、1960〜70年代という、偉大なる20世紀の巨人であるショスタコーヴィチが生きた、正に同時代における“不朽的遺産”を凝縮した好企画盤です。硬質でスケールの大きなコンドラシンならではの高い芸術性と、当時のモスクワ・フィルという唯一無二な名オーケストラによる重厚なサウンドをご堪能下さい。
※限定的な入荷となる可能性がございますので、予めご了承下さい。

【曲目】
ショスタコーヴィチ:
1)交響曲 第1−15番
2)交響曲 第13番「バビ・ヤール」 (初演2日後の演奏)
3) ヴァイオリン協奏曲 第1番
4) ヴァイオリン協奏曲 第2番
【演奏】
コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィル
2)ヴィターリ・グロマトスキー(バス)
3)L.コーガン(Vn)
4)D.オイストラフ(Vn)
【録音】
1)1962-74年 メロディア原盤
2)1962年12月20日 オスタンキノ放送原盤
3)1962年 メロディア原盤
4)1968年 メロディア原盤
【録音データ】
交響曲第1番…1972年7月19日
交響曲第2番「10月革命に捧げる」…1972年11月29日
交響曲第3番「メーデー」…1972年12月11日
交響曲第4番…1962年
交響曲第5番「革命」…1968年3月27日
交響曲第6番…1967年9月15日
交響曲第7番「レニングラード」…1975年7月3日
交響曲第8番…1967年4月11日
交響曲第9番…1965年3月20日
交響曲第10番…1973年9月24日
交響曲第11番「1905年」…1973年9月7日
交響曲第12番「1917年」…1972年12月13日
交響曲第13番「バビ・ヤール」…1967年8月23日
交響曲第13番「バビ・ヤール」…1962年12月20日[モノラル録音]
交響曲第14番「死者の歌」…1974年11月24日
交響曲第15番…1974年5月27日

ヴァイオリン協奏曲第1番…1962年
ヴァイオリン協奏曲第2番…1968年

2006/03/20 (月) この5日間のお買い物

ヨドバシでオーディオテクニカの録音用マイクを購入。
15年間に買ってずっと使ってきたSONYのマイクが断線しそうなので同クラスのものを買ってみた。

\6,770

ステレオマイクロホン
AT9440
¥7,770.(税抜 ¥7,400.)
ポータブルデジタル機器と組み合わせて
高音質ステレオ収音。
● 接続機器を選ばないプラグインパワー*(優先)&LR44電池の2ウェイ電源。
● コンパクトタイプで携帯、生録に最適。
● 高音質エレクトレットコンデンサー型。
● 耐久性の強い金属ボディ採用。
● 吹かれノイズに強い大型ウインドスクリーン付き。
● マイクスタンド付き。
*プラグインパワー方式の機器から電源を供給。


一昨日帰りがけに文庫本の「ニーベルングの指環」(宇野功芳氏解説つき)のマンガを読んでストーリー展開がわかり(細かいところは忘れていた)非常に楽しめた。
オペラの予習するにはマンガがいいのではないか?

 \980

ニーベルングの指環 上 講談社+アルファ文庫 D 48-1
R.ワーグナー (著), あずみ 椋 (イラスト), 宇野 功芳 (著)
出版社/著者からの内容紹介
あの「指輪」よりスリル満点 ワルキューレ翔ぶ
19世紀のドイツの大作曲家、R・ワーグナーの超大作オペラを完全コミック化。宇野氏の「指環」名演解説つき!
全曲上演に4日を要する膨大な楽曲「ニーベルングの指環」。ラインの黄金から作られた、富と権力の象徴である指環をめぐって、天上、地上、地下それぞれの世界で闘争がくり広げられるという、指環をめぐる超大作だ。上巻では、序夜「ラインの黄金」(全1幕、1854年完成)から、第1夜「ワルキューレ」(全3幕、1856年完成)までを完全コミック化。セル指揮のクリーブランド管弦楽団のハイライト版を聴きながら、読んでほしい。

\980

ニーベルングの指環 下 講談社+アルファ文庫 D 48-2
リヒャルト ワーグナー (著), あずみ 椋, 宇野 功芳
出版社/著者からの内容紹介
史上最大の心理ドラマ!!神々は終焉する!!
内容的にも時間的にもオペラ史上最大の「指環」。数々の巨匠が指揮している。最高の演奏をした巨匠は誰か!!
R(リヒャルト)・ワーグナーが26年もの歳月をかけて作曲し、原作だけでなく、台本、演出も手がけ、しかもバイロイトに劇場まで建設したという大作「ニーベルングの指環」。下巻では、第2夜「ジークフリート」(全3幕、1871年完成)、第3夜「神々の黄昏(たそがれ)」(全3幕、1874年完成)を収録。宇野氏がこの超大作の最後、「あまりの美しさに泣かないでいられようか!」と絶賛するのは、誰の演奏か!?ぜひ本といっしょに聴いてほしい。

2006/03/15 (水) この1週間のお買い物

また今週も買い物をしてしまった。
CDラジオは次男専用で、プレゼント。
毎日熱心に自分の好きな曲をセレクトしたCD-Rを聴いている。
BOSEのヘッドフォンはSONYのノイズキャンセリングはどうも今ひとつ効果が薄く、音質もよくないため買い替えた。
非常にいい音である。
クラシックジャーナルはとりあえず全部揃えてみようという気になり、初めて定価で購入。
最新号は楽器屋さんで購入。
連載物がつながって読めるようになりよかった。
クラシックプレスはなんとなく読みたくなりオークションで最低価格で落札。
バッハの無伴奏は前から欲しかった2組をオークションでゲット!
潮田盤は20年前の1回目のものと聞き比べが楽しみ。
ブラッハーはコピーしたCD-Rを持っていたのを忘れ落札、でも\500だからいいか。

\19,700@ヨドバシ

トライポート・ヘッドホンは、わずか140グラムの超軽量ボディに、ボーズの長年に渡るスピーカー開発のノウハウと、最新の音響工学・物理学・材料工学・心理音響学など様々な研究成果が惜しみなく投入されています。小型軽量でありながら、音質・つけ心地・デザイン、すべてが高次元で融合された理想的なポータブル・ヘッドホンです。

 Classic Press 1-5 \2,800@Auction
【CDジャーナルムック CLASSICPRESS クラシックプレス】誌 1-5(音楽出版社)、創刊号から 第5号までの5冊セット

\3,600@Auction
潮田益子
バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲

1996年録音 新盤
FONTEC 2529/30
国内盤 帯付き
盤質 A
オーソドックスでありながら力強く表情が豊かです。

\2,480@Auction
清水高師
バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲

1994年録音
PLATZ PLCC-627-8 帯付き
盤質 A
初版のCDで珍しいと思います。
線の太い音色で、大胆な意欲の演奏です。

\500@Auction
ブラッハー&カニーノ 無言歌〜ヴァイオリンソナタ集 

 \10,000@YAMADA
CDラジオ【CFD-E10TV 】
寝室やキッチンでCDやTV音声が手軽に聞ける。
小さく置けて大きく楽しめる、簡単操作のCDラジオ【CFD-E10TV 】シルバーカラーです。
持運びが簡単でとっても重宝します。小型ながら、音質も抜群です。
【MEGA・BASS】採用で低音のよさも言うことありません。
お気軽に楽しみたい貴方にぴったりのニューアイテムです。

クラシックジャーナル018号  \1460@YAMANO楽器

クラシックジャーナル010号  \1460@通販

クラシックジャーナル009号  \1260@通販

クラシックジャーナル003号  \1260@通販

クラシックジャーナル002号  \1260@通販

2006/03/08 (水) オークション他のお買い物

クラシックジャーナル008号  \650@Auction

クラシックジャーナル007号  \800@DiskUnion

クラシックジャーナル006号  \650@Auction

クラシックジャーナル005号  \650@Auction

クラシックジャーナル004号  \650@Auction

クラシックジャーナル創刊号001  \500@Auction

  \1780@Auction
内田光子 モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集

内田光子とマーク・スタインバーグが互いのパートに精通し、作品のトータル・イメージを完全共有していればこそ可能となった究極のアンサンブル。
内田のピアノを花畑に喩えるなら、スタインバーグのヴァイオリンはその上を軽やかに舞う蝶のよう。
繊細にして懐の深い内田のピアノが秀逸。★

\2200@Auction
フルトヴェングラーと独墺マエストロの黄金時代 DVD
 

\500x4@Auction
ボヌッチ「ロカテルリ:ヴァイオリンの技法Vol.1-4」
ARTS-47307-2
【演奏】
ボヌッチ(Vn)
聖チェチリア管弦楽団

\1811@Auction
ワーグナー:タンホイザー序曲(1940 Berlin)。ベルリン国立歌劇場管弦楽団。ワーグナー:ローエングリン第3幕(1931 Bayreuth)。バイロイト祝祭管弦楽団。ワーグナー:トリスタンとイゾルデ〜イゾルデの愛と死(1942.11.25 Stockholm)。ストックホルム・フィル。ワーグナー:パルジファル第1幕への前奏曲(1938.3 Berlin)。ベルリン国立歌劇場管弦楽団。ワーグナー:神々の黄昏第2幕抜粋(1936 London)。コベント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団。ワーグナー:神々の黄昏第3幕抜粋(1937.7.1 London)。コベント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団。ワーグナー:神々の黄昏〜ジークフリートのラインの旅(1940 Berlin)。ベルリン国立歌劇場管弦楽団。ワーグナー:トリスタンとイゾルデ第1幕への前奏曲(1931 Bayreuth)。バイロイト祝祭管弦楽団。ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー抜粋(1938.9.5 Nurnberg)。ウィーン・フィル。IronNeedle/IN−1364〜1365。

 \1800@Auction
ベルリオーズ:ファウストの劫罰(1950.8.26 Lucerne)。ルツェルン祝祭管弦楽団。Eklipse/EKR−60

\2300@Auction
ヴェルディ:オテロ(1951.8.7 Live Salzburg)。東芝EMI/TOCE−8734〜8735。 

\2000@YAMANO
バッハ:管弦楽組曲/クレンペラー(指揮)ニュー・フィルハーモニア管
【曲目】
J.S.バッハ: 管弦楽組曲 全4曲
【演奏】
オットー・クレンペラー(指揮)、ニュー・フィルハーモニア管
【録音】
1969年11月 ロンドン53M18S/52M11S
巨匠クレンペラーのみが成し得る雄大なバッハ。ドイツ古典派、ロマン派音楽における最高の解釈者の一人として不滅の存在であるクレンペラー。彼のバッハでは何と言っても「マタイ受難曲」が凄い演奏ですが、ロ短調ミサやシュワルツコップらと組んだカンタータ集もEMIに残されています。ここでの管弦楽組曲も、現在の演奏スタイルからすると、やはり”巨匠の時代”の音楽と感じられますが、作品の本質的魅力は十分に感じられます。全4曲がそれぞれ魅力的な作品ですが、中でも第3番の第2曲がダントツに有名。 ”Air”は、「G線上のアリア」に編曲され誰もが知る名旋律。クレンペラー指揮による充実した響きをご堪能下さい。

\2000@YAMANO
バッハ:ブランデンブルク協奏曲/クレンペラー(指揮)フィルハーモニア管
【曲目】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
【演奏】
クレンペラー(指揮)、フィルハーモニア管
【録音】
1960年10月 ロンドン50M52S/58M03S
巨匠クレンペラーのみが成し得る雄大なバッハ。ドイツ古典派、ロマン派音楽における最高の解釈者の一人として不滅の存在であるクレンペラー。彼のバッハでは何と言っても「マタイ受難曲」が凄い演奏ですが、ロ短調ミサやシュワルツコップらと組んだカンタータ集もEMIに残されています。ここでのブランデンブルク協奏曲も、現在の演奏スタイルからすると、やはり”巨匠の時代”の音楽と感じられますが、作品の本質的魅力は十分に感じられます。何より、クレンペラー指揮による全曲が残されているだけで”人類の宝”と言えるのではないでしょうか?

\1100@YAMANO

ワーグナー:管弦楽曲集
【曲目】
01.リヒャルト・ワーグナー:歌劇「リエンツィ」WWV49 序曲
02.リヒャルト・ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」WWV90 第1幕への前奏曲
03.リヒャルト・ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」WWV90 イゾルデの愛の死
04.リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」WWV96 第1幕への前奏曲
05.リヒャルト・ワーグナー:ジークフリート牧歌 WWV103
06.リヒャルト・ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」WWV111 第1幕への前奏曲
07.リヒャルト・ワーグナー:歌劇「ローエングリン」WWV75 第3幕への前奏曲
【演奏】
ロジャー・ノリントン(指揮)
ザ・ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
(ソプラノ)ジェーン・イーグレン
【録音】
1994年10月3-6日 アビー・ロード第1スタジオ,ロンドン
オリジナル楽器による演奏の元祖、ノリントン&ロンドン・クラシカル・プレイヤーズが聴かせるワーグナー真実の響き。聴きなれているワーグナーとは違う新鮮な響きは、スリリングでわくわくします。

2006/02/26 (日) 最近の買い物

 \2460 @ TowerRecord
ベートーヴェン:交響曲第1番、ブラームス:同第1番/フルトヴェングラー
発売日: 2006/02/24
レーベル: DELTA CLASSICS
組枚数: 1
規格品番: DCCA-0020
“フルトヴェングラー生誕120周年”企画第1弾!
“戦後唯一の”コンセルトヘボウ管とのベートーヴェンの第1番&ブラームスの第1番交響曲は必聴です!
オランダ音楽祭に招かれた際の演奏を実況録音したもの〜演奏会は、1回のみ。その後、フルトヴェングラーはザルツブルク音楽祭に赴き、あの有名なモーツァルトとベートーヴェンの歌劇を指揮しています。
今回の音源ですが、元々ディスクに録音されたのか、テープに録音された後にディスクへ移されたのかは不明ですが、ブラームスではディスクと思われる周期ノイズが数箇所あります〜さほど長くノイズが収録されていないのが救いといえるでしょう。フルトヴェングラーは、ブラームスを好んで取り上げており、交響曲、協奏曲、序曲など演奏会での主プログラムなのはご存知の通り。中でも交響曲第1番は、録音が多く今まで発売された音源は13種類にも及び、とりわけ“51年のNDRとのもの”と“翌52年のVPOとの演奏”をフルトヴェングラーの“ブラ・1”の決定盤に推す人も多い様です。今回の“ACOとの貴重な共演”は、隠れた名演として知られ、手兵のVPOやBPOとの違い、ACOならではの独自の魅力が実感されます。実際、この当時から一流と言われていたACOだけに、巨匠の意図を完全に汲んでおり、自由自在に作り上げる音楽は見事。
一方、ベートーヴェンの第1番は、録音からも編成の小ささが伺えますが、スピード感ある動きや明るい弦の音色、木管の歌うような動きが印象的。求心的で推進力に満ちたダイナミックな音楽の運びは、VPO盤と比較しても興味深いところです。ブラームスにおける重厚さと対照的な音楽ですが、いずれからも、要所要所での聴かせ方、感興豊かに展開される自在なドライヴ感はやはり十八番とした作品ならではの充実ぶりです。
※1950年7月13日は、他にベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番も演奏されています〜本盤には未収録。ベートーヴェン、ブラームス共に、CD化された事は過去にありますが、現在は入手が困難な状態かと思われます。


\4,600 @ TowerRecord
J. S. Bach: 3 Sonatas & 3 Partitas/ Paul Zukofsky
輸入盤 CD
発売日: 2006/02/17
レーベル: CP2
組枚数: 2
規格品番: CP2118
貴重盤!往年の名ヴァイオリニスト、ズーコフスキーの代表作の一つにして、名盤とされるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)!
奏者自らが主催するレーベルですが、このタイトルは“VAUGUARD音源”で、ズーコフスキー自らの監修によって初めてのCD化となります。バッハの不朽の名作にまた新たな必聴盤が加わりました。


\1,980@Amazon
フルトヴェングラー グレート・レコーディングズ
ジョン アードイン (著), John Ardoin (原著), 藤井 留美 (翻訳)
第1部 フルトヴェングラーの音楽家像と人物像(ドイツにおける指揮者の系譜
指揮者への道
フルトヴェングラーとトスカニーニ
フルトヴェングラーという人物)
第2部 フルトヴェングラーのレパートリー(バロック音楽
古典派音楽
ベートーヴェン
ロマン派音楽
ワーグナー
ブルックナーとブラームス
ロマン派以降の音楽
現代音楽)


フルトヴェングラー―足跡‐不滅の巨匠 \1,980@Amazon
ベルント・W. ヴェスリンク (著), 香川 檀 (翻訳)
序章 ゲーテ的人間
第1章 生家
第2章 教師たち
第3章 修業時代
第4章 マンハイム
第5章 ゲヴァントハウス楽士長
第6章 フィルハーモニー
第7章 アメリカ
第8章 バイロイト
第9章 反現代音楽の演説
第10章 1933年
第11章 ヒンデミット事件
第12章 ザルツブルクを経て
第13章 カラヤン・シンドローム
第14章 戦争
第15章 終戦後
第16章 棒振り旅がらす
第17章 晩年

2006/02/15 (水) 帰りにお買い物

帰りに神保町〜御茶ノ水の経路でCD屋さんに寄りながら帰る。
たくさん幻想交響曲のCDを買う。

幻想交響曲

 バティス指揮 ロイヤル・フィル \630 @ DiskUnion

 クリュイタンス指揮 フランス国立放送O. \630 @ DiskUnion

 コリン・ディビス指揮 ウィーン・フィル \600 @ Marble Disk

 広上淳一指揮 ロイヤル・フィル \600 @ Marble Disk

 マルケヴィッチ指揮 DG \735 @ DiskUnion

 ノリントン指揮 シュトゥットガルト \840 @ DiskUnion

 ロジェストヴェンスキー指揮  \840 @ DiskUnion

 スクロヴァチェフスキー指揮  \630 @ DiskUnion

 ストコフスキー指揮 ニュー・フィルハーモニア \420 @ DiskUnion


J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集

 ウォーレンフィッシュ(Vn) 2CD \1,115 @ DiskUnion

 オイストラフ父子 \840 @ DiskUnion


モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ディヴェルティメント集

 パウムガルトナー指揮 ロイヤル・フィル \500 @ Marble Disk


ラ・フォリア

  \1,260 @ DiskUnion

2006/02/14 (水) この一週間のお買い物

今週はオークションで3枚、楽器店のポイントで3枚ゲット!
次男が欲しがっていた五嶋龍がやっと手に入った。


ラウテンバッハー ロザリオのソナタ 2CD  @ オークション \1840  


五嶋龍 RYU GOTO デビュー作 送込即決 @ オークション \1780


パールマン・レヴァイン モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲第1番・アダージョ @ オークション \1600


アンネ・ゾフィー=ムター @ 山野楽器 ポイントがたまっていたのでタダ 

【曲目】
モーツァルト:
1) ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207
2) アダージョ ホ長調 K.261
3) 協奏交響曲 変ホ長調 K.364
【演奏】
アンネ・ゾフィー=ムター(ヴァイオリン)
ネヴィル・マリナー(指揮)、アカデミー室内管弦楽団
3)ブルーノ・ジュランナ(ヴィオラ)
【録音】
1991年6月

【タワレコ解説】
ドイツの宝と言われているアンネ・ゾフィー=ムター。カラヤンに見初められ初めて行った15歳の時のデビュー盤もモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でした。そこでの初々しくも大輪のひまわりを思わせるような演奏も魅力的でしたが、ここでの円熟期を迎えた彼女のモーツァルトは以前に比べて著しい進歩の後が示されています。


クレンペラー/幻想交響曲 @ 山野楽器 ポイントがたまっていたのでタダ

【曲目】
ベルリオーズ: 幻想交響曲 作品14
【演奏】
オットー・クレンペラー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1963年4,9月 キングズウェイ・ホール,ロンドン

【タワレコ解説】
クレンペラー生誕120周年企画盤。巨匠クレンペラーの豊かな音楽性に裏打ちされた気宇雄大な「幻想交響曲」。クレンペラーは悠然たるテンポのうちにも卓越した造形力で、ベルリオーズの情熱と幻想を表出しています。フィルハーモニア管弦楽団の格調高い響きも特筆されましょう。


ノリントン/幻想交響曲 @ 山野楽器 ポイントがたまっていたのでタダ

【曲目】
ベルリオーズ: 幻想交響曲 作品14a (原典版)
【演奏】
ロジャー・ノリントン(指揮)、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
【録音】
1988年3月 アビー・ロード第1スタジオ,ロンドン

【タワレコ解説】
ピリオド楽器による古典派作品の録音が盛んになり出した1980年代に、いち早くベルリオーズに取り組んだ画期的な録音。ベルリオーズの前衛性が浮き彫りにされています。レコード芸術特選盤。

2006/02/07 (火) タワー・レコードでお買い物

注文したバロック・古楽器系の2アルバムが届いた。


\3,980(2枚組) @ Tower Record on-line

前からジャケットに惹かれていたのだが、レコ芸で賞を取ったので無性に聴きたくなり購入。

【曲目】
ビーバー:ロザリオのソナタ
第1番 ニ短調「受胎告知」
第2番 イ長調「訪問」
第3番 ロ短調「降誕」
第4番 ニ短調「拝謁」
第5番 イ長調「神殿のイエス」
第6番 ハ短調「オリーヴの山で苦しみ」
第7番 ヘ長調「鞭打ち」
第8番 変ロ長調「いばらの冠をのせられ」
第9番 イ短調「十字架を背負う」
第10番 ト短調「磔刑」
第11番 ト長調「復活」
第12番 ハ長調「昇天」
第13番 ニ短調「聖霊降臨」
第14番 ニ長調「聖母被昇天」
第15番 ハ長調「聖母の戴冠」
パッサカリア ト短調
ボーナス・トラック:スコルダトゥーラについての解説
【演奏】
アンドルー・マンゼ(Vn)、リチャード・エガー(オルガン、ハープシコード)、アリソン・マクギリヴレイ(Vc)
【録音】
2003年1月4〜7日、ロンドン

【タワレコ解説】
ファンが首を長〜くして待ったマンゼ&エガーの新譜は、なんとビーバーの大作ヴァイオリン作品群「ロザリオのソナタ」です!
2004年は、没後300年となるハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644〜1704)、その大傑作「ロザリオのソナタ」は、15のヴァイオリン・ソナタと無伴奏ヴァイオリンによるパッサカリアの計16曲からなる作品。
受胎告知からキリストの受難と復活を経て、聖母マリアがキリストによって戴冠されるまでを描いた壮大なもの。
ヴァイオリンと伴奏鍵盤楽器だけで全てを描写するという、ビーバーならではの意欲作です。
しかもそれぞれの情景をより鋭く描くため、調弦を全て変えるというとんでもないことまでしています。
それほどビーバーは各場面にこだわりを込めているのです。
それぞれの情景を思い浮べながらビーバーの卓越した描写に感嘆するもよし、純粋に音楽を聴いて見事な作曲技法に飲み込まれるもよし…。バロック・ヴァイオリン曲の中でも最大級の難曲だけに録音は少なく、満足する出来映えのものはごく限られていました。
そこに登場したこのマンゼ&エガーの新盤、これはもう震えが止まらない出来映え!マンゼの切れ味の鋭さと熱っ気、自由なインスピレーションの迸りと三拍子揃ったバロック・ヴァイオリンには感服するしかありません。
ボーナスに、スコルダトゥーラ(変則的調弦)に関する解説が4 分弱収録されています。


 \980(2枚組) @ Tower Record on-line

2枚組で\980は安い。
アダージョも入っているし、どんな演奏か楽しみ。

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全5曲他
【曲目】
CD-1
ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド 変ロ長調K.269
ヴァイオリン協奏曲第2、3番
CD-2
ヴァイオリン協奏曲第4、5番「トルコ風」
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調K.261
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
【演奏】
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
※使用ヴァイオリン(ピエトロ・グァルネリ・ディ・ヴェネツィア1733)
カルロ・ド・マルティーニ(指揮)、イル・クァルテットーネ
【録音】
1997年、イタリア

【タワレコ解説】
近頃は、アンドレーア・マルコン&ヴェニス・バロック・オーケストラと組んでの活動で知られ、ソニーにおける録音はいずれも好調なセールスを記録しているジュリアーノ・カルミニョーラ。
彼は、1951年、イタリア北部のトレビーゾ生まれ。父親も高名なヴァイオリニスト。
モダン楽器奏者としても輝かしい経歴を持っていますが、83年にマルコンに誘われバロックに転身。90年代以降、ヴィヴァルディの録音でヨーロッパ中に衝撃を与えました。
圧倒的なテクニックによって生まれる安定した音色と刺激的なアプローチ、イタリア系の奏者特有の明快で甘美なサウンドは大いに魅力的。
彼の名を大いに知らしめたのは、快演としてロング・セラーを記録した、ヴィヴァルディの「四季」[CDX79404]と言えるでしょう〜ソニー移籍後の最初のアルバムも、「四季」でした。

本盤は、1997年の録音となるモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全5曲。
暫く入手が困難となっていた録音なだけに今回のCD化は大歓迎。
“モーツァルト・イヤー”に向けて、またまた要注目の1枚の登場です。
バロック作品がメインとなっているカルミニョーラによる貴重なモーツァルトであり、清々しさと躍動感に溢れたサウンドをご堪能下さい。
ヴァイオリン協奏曲第1番の終楽章のもう一つのロンドとして作曲されたとされる『ロンドK.269』を、第1番のすぐ後に収録していたり、同じく第5番第2楽章のもう一つのアダージョとも言われている『アダージョK.261』を、第5番のすぐ後に聴くことが出来る仕組みになっています。
全てが傑作となる後期交響曲(35番以降)を、モーツァルトが作曲する直前の時期に、A.ブルネッティのために作った名曲で、もう一つのロンドであるK.373もカップリングされ、正に充実の2枚組です。
※Brilliant Classicsによる超廉価も嬉しい。

2006/02/05 (日) 自由ヶ丘でショッピング

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 ムター

\1,300 @ YMANO GAKKI JIYUGAOKA

ドッペルの練習の参考のため購入。

【曲目】
J.S.バッハ:
1) ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV.1042
2) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
3) ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041
【演奏】
アンネ=ゾフィ・ムター(ヴァイオリン)
サルヴァトーレ・アッカルド(指揮)、イギリス室内管弦楽団
レスリー・ピアソン(ハープシコード)
2)サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
【録音】
1982年11月 ウォルサムストゥ・アセンブリー・ホール,ロンドン

【タワレコ解説】
美しい情感を漂わせた若き日のムターの名盤。
ヴァイオリンの大御所アッカルドの好サポートを得て、豊かな美音を最高度に発揮するとともに音楽への共感に満ちた演奏で、素晴らしい喜悦感の中にも気品に満ちたバッハを聴くことができます。


MIDIインターフェース YAMAHA UX16

\5,250 @ YMANO GAKKI JIYUGAOKA

16OUT/16INのMIDIチャンネルをコントロール。電源アダプター不要のバス電源方式USB−MIDIインターフェース。

定価で買ってしまった。あとで電機屋さんでみたら1500円も安かった。(涙)
手巻きピアノとPCを繋げて楽譜作成が楽になりそう。


USBHub

 \1,980 @ YAMADA DENKI JIYUGAOKA

USB2.0対応USBHub
4ポート
カラー:ブラック
BHB4-U201/BK

これで、繋ぎ変えの煩わしさから解放される!


USB & PS/2 ホイール付光学式マウス

 \1,850 @ YAMADA DENKI JIYUGAOKA

バッファロー BOMC1-MDB
USB & PS/2 ホイール付光学式マウス 「Cue Style」 Middleサイズ

これで家にある3台目のノートPC全部にマウスがついた。

2006/02/02 (木)

ヤフオクでGET。
珍しいライトナーの「トリスタンとイゾルデ」全曲とロール・ピアノ。
楽器店で弾いてみたら意外とちゃんとした音が出た。
でも1.7万円するのでやめたが、オークションで入札したら4000円ほどで落札できた。
ポータブル・ミニ・キーボードがへたってきたので家族のいいおもちゃになりそうだ。

 3枚組 \1,500

\4000ちょっと


2006/01/28 (土)

タワレコでの通販。
やっと届いたが、52年マタイと49年ドイツ・レクイエムが入手されないので、この2組が先行配達された。


●フルトヴェングラー  グルック:「オルフェオとアウリディーチェ」全曲 2枚組 \1890

「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。


●フルトヴェングラー  ウェーバー:「魔弾の射手」全曲 2枚組 \1890

「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。

2006/01/26 (木)

オークションでの数品。
ヴィーズバーデンのモツ40&ブラ4、これでフルトヴェングラーのモーツァルトの交響曲は全部揃った。
ティボーの3枚はSP復刻のCD-R、フランクは旧録音とのことなので貴重、クロイツェルはやっと聴けたという感じ。
アーベントロートは是非聴きたかった方の第九が入っている。


●ヴィーズバーデンのモツ40&ブラ4/フルトヴェングラー  2枚組 \2000

「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。


●ジャック・ティボー/フランク:ヴァイオリン・ソナタ(ピアノ:アルフレッド・コルトー) 1枚組 \1020

第2楽章が最後に入っている。
劇的な音楽なので編集を間違えたのだろう。
したがって1-3-4-2楽章の順で聴いた。
数年後の電気吹き込みに比べて覇気が感じられるのは、SPレコードの生き生きとした音を再現できているからだろうか。
なかなか感動した。


●ジャック・ティボー/フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番(ピアノ:アルフレッド・コルトー) 1枚組 \670


●ジャック・ティボー/ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番クロイツェル(ピアノ:アルフレッド・コルトー) 1枚組 \1020

これはピアノの音が克明に記録されており、コルトーの音楽性の豊かさが堪能できる。
ティボーのヴァイオリンの音はややくすんでおり、ピアノの背後に隠れがちなのが残念だ。
当時の録音技術の特性なのかもしれない。


2006/1/7 (土) フルトヴェングラー関連CD購入@amazon&オークション

アマゾン注文のモーツァルトとバッハが届く。
ブログの「フルトヴェングラーの全名演名盤追体験」の未聴CD部分がだいぶ埋まりそうだ。

フルトヴェングラー 東芝EMI TOCE-11002 \2000
 モーツァルト:セレナーデ第10番「グラン・パルティータ」


フルトヴェングラー クラウンレコード PAL-1073 \2160
 バッハ:管弦楽組曲第3番、ベートーヴェン:「コリオラン」&「フィデリオ」序曲、シューベルト:交響曲第8番「未完成」

2006/1/6 (金) フルトヴェングラー関連CD購入@ユニオン

キッフオフ@国際フォーラムでの演奏の帰りに御茶ノ水で寄り道。
フルトヴェングラーをまたまた入手。
ワーグナーの貴重盤を比較的安価で購入。
また、念願のモーツァルトのピアノ協奏曲2曲も見つける。
49年のヴィースバーデン・ライブは中古では見つからないのでTAHRAを注文しようかな。
ここに載っているものは「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。


フルトヴェングラー・アット・バイロイト VENEZIA V-1024 \1890


フルトヴェングラー ワーグナー集 TESTAMENT SBT-1141\1050


フルトヴェングラー ワーグナー集 1943-52 Music&Arts \1155


フルトヴェングラー BRANI SCELTI ワーグナー集 FOINT CETRA \525


フルトヴェングラー ワーグナー集 ACANTA \410


フルトヴェングラー トリスタン第2&3幕 2CD ARCHIPEL \2100


フルトヴェングラー フランク:交響曲'45 & モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 VENEZIA \1365


フルトヴェングラー モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番&交響曲第40番'44 RESTORATION \1260

2005/12/31 (土) CD購入@オークション

オークションにて同じ方から3枚落札。早速届いたが、オマケで1枚ついてきた。ラッキー!
ここに載っているものは「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。

フルトヴェングラー
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」
 [DANTE] 4LP \2700


フルトヴェングラー/ベルリンpo
 ペッピング:交響曲第2番、エルンスト:賛歌的協奏曲
[MELODIA] \1000


●アーベントロート/ベルリン州立o、ライプチヒso
 ブルックナー:交響曲第5番&ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
 [ARIOSO] 2CD \1800


テルミカーノフ/USSRso
 プロコフィエフ:交響曲第1番&ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
[yedang entertainment] \0(オマケ)

2005/12/29 (木) フルトヴェングラー関連CD購入@ユニオン

仕事納めの帰り御茶ノ水で寄り道。
フルトヴェングラーをまた入手。
ここに載っているものは「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。

フルトヴェングラー Archipel ARPCD0136 \630


フルトヴェングラー Orfeo C293921B \630


●フルトヴェングラー EMI 7243 5 66770 2 9(3CD) \2940


●フルトヴェングラー DISQUES REFRAIN カナダ DR920018 \1680


●フルトヴェングラー TAHRA 仏 FURT1017 \1050


●フルトヴェングラー ARCHPEL ARPCD 独 \525

2005/12/26 (月) フルトヴェングラー関連CD購入@タワレコ

渋谷のTowerRecordで以下のCDを購入。
アーベントロートの第九がなかったのが誤算。
Andromeda 52年イタリアでの演奏が6CDで\2900とお買い得だった。

フルトヴェングラー 仏TAHRA FURT-1014〜5 \2510

-ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
(第4楽章の欠落部分は1937年録音使用, FURT-1014に収録)
ベルリン・フィル. 1939.9.13 (78回転盤の放送録音第7面の第4楽章第486〜668小節は欠落)
-モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550(クラリネットを含まない初稿版)
ウィーン・フィル. 1944.6.2・3 (マグネトフォン・コンサート,1949.2.8演とする録音と同一)
(FURT-1015に収録)


●クナッパーツブッシュ 仏TAHRA \2510

-ハイドン:交響曲第88番ト長調「V字」
-ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ヘッセン放送交響楽団


フルトヴェングラー

-モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲 英EMI CHS-5 65356 2 (3CD) \2710
グラインドル(Bs.),リップ(S.),ゼーフリート(S.),クンツ(Br.),デルモータ(T.), シェフラー(Bs.),他.,ウィーン・フィル.,ウィーン国立歌劇場cho. 1951.8.1・6


フルトヴェングラー RAI 1952 Andromeda (6CD) \2920

-ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」 ローマ・イタリア放送so. 1952.1.19
-ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67「運命」 ローマ・イタリア放送so. 1952.1.10
-ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」 ローマ・イタリア放送so. 1952.1.10
-ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 トリノ・イタリア放送so. 1952.3.7
-ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 トリノ・イタリア放送so. 1952.6.6
-ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」第3幕(演奏会形式上演) ズートハウス(T.),ヘルマン(Bs.),グラインドル(Bs.),フラグスタート(S.),H.コネッツニー(S.), ムーア(Bs.),リンデンマイエル(Br.),他.,ローマ・イタリア放送so.,同cho. 1952.5.31
-楽劇「ワルキューレ」第1幕全曲(演奏会形式上演) H.コネッツニー(S.),G. トレプトウ(T.),O. ローア(S.),他.,ローマ・イタリア放送so. 1952.1.14・15


フルトヴェングラー 日DG UCCG-3698 \1500

-J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068 ベルリン・フィル. 1948.10.22
-ヘンデル:合奏協奏曲第5番ニ長調 Op.6-5 ベルリン・フィル. 1954.4.25・27
-ヘンデル:合奏協奏曲第10番ニ短調 Op.6-10 ベルリン・フィル. 1950.6.20
-グルック:歌劇「アルチェステ」序曲 ベルリン・フィル. 1951.9.5

2005/12/23 (金) フルトヴェングラー関連CD購入@オークション

最近オークションで購入したフルトヴェングラー他CDです。
火がつくと熱中するクセがある・・・
ここに載っているものは「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。

フルトヴェングラー ブラームス Symphony No.1 2CD 
 \1600


●【MEDIAPHON】フルトヴェングラー自作自演/交響曲 第2番
\1600


●M&A盤 モツ40 ブラ4
\900


●伊盤高音質。フルトヴェングラーのベートーヴェン/交響曲全集。
\5000


●フルトヴェングラー&BPO/運命、田園1947.5.27(TAHRA)
\1000


●THARA盤 フルトヴェングラー/VPO エロイカ(1947年録音)
\1300


●エロイカ/シューマン第4番 フルトヴェングラー/ルツェルン日エラボレーション ELA-904〜5 \1600


●フルトヴェングラー ベートーベンP協1他
\490


●フルトヴェングラー/VPO「エロイカ」.マーラー歌曲集
\1400


●フルトヴェングラー/VPO ベートーベン「エロイカ」 1950
\560


フルトヴェングラー・ブラームス交響曲2番・SP復刻LSO
\920


●フルトヴェングラー戦時中録音集1942-1944(6CD)
  \3200


●シューベルト交響曲第9番/フルトヴェングラー&VPO 1943
\1300


●フルトヴェングラー ブラームス Symphony No.1、ダブル協奏曲、Vn協奏曲他 2CD
\1600


[メロディア/入手困難]フルトヴェングラー/ペッピング第2 他
 \1000


[DANTE/廃盤]特殊パッケージ/フルトヴェングラーの「名歌手」
\2700


●エーリヒ・クライバー/ベートーヴェン:第9番「合唱」
\500


●宇野功芳/新星日響 ベートーヴェン英雄、第九リハ 2CD
  \1300

2005/12/22 (木) ペトレの無伴奏とバイロイトの第九(GRANDSLAM)

喉が痛く、咳が止まらないので朝病院に行く。
風邪だとの事。
また山のように薬が出る。
しかし、次から次へと病気になるのは衰えか?
まあ、頑張るということは出来ない年齢になってきたということだけは確かだろう。

TowerRecordのHPがずっとシステム点検中だ。
先月注文した2枚がお詫びとともに多分手作業処理で送られてきた。
ここに載っているものは「フルトヴェングラーの全名盤名演」コーナー(新メニュー アップは未定)でいずれ取り上げたいと思う。

「バイロイトの第九」(GRANDSLAM)
\2340


バッハ「無伴奏ヴァイオリン」ルミニッツァ・ペトレ(Luminitza Petre) (自主制作 録音不明)
\4980

まず無伴奏から聴く。
レガートな演奏でちょっと合わないかな、と思っていたらそのレガートの中に力強い息吹きを感じ、1枚を全編聴き通してしまった。
今年はクレーメルの再録音、天満敦子、久保陽子、ユリア・フィッシャーなどをあらたに聴いたが、そのなかでも出色の1枚である。
この女流ヴァイオリニストはルーマニア出身。 ラ・ヴォーチェ京都によると, 「S. ゲオルギュとZ. ブロンに師事し,現在バーデン=ヴュルテンベルグ州立歌劇場(シュトゥットガルト)のコンサートマイステリンとして活躍中」とのことで、 使用楽器はマッテオ・ゴフリラー(Matteo Gofriller 1628)。
来年の2月にオペラ公演でコンミスで来日するらしい。
リサイタルもやって欲しいものである。

次に「バイロイトの第九」(GRANDSLAM)を聴く。
OTAKENより明瞭、ドイツ盤の繊細さを持ちながら力強い、RCA盤の派手さはないが密度が高い、ということで一聴したところかなりの出来である気がする。
「バイロイトの第九」については購入済みの伊EMIの全集と未入手のMYTHOS盤をもってとりあえず聞き比べを決着したい。

2005/12/21 (水) ウラニアのエロイカ-ミトス盤

今日は「ウラニアのエロイカ」ミトス盤(オークション\1,200)が届き、早速聴いてみる。
GREENDOOR盤の凄まじい針音から吹き出る異様な迫力とは違うが、こちらも冒頭の鳴りは衝撃的である。
この2枚はLP発売時の無修正ピッチ(実際は変ホ長調だが、半音近い高いピッチ)そのまま復刻している。
これを聴いてから変ホ長調に修正済みのTAHARA盤を聴くとやけにおとなしく聞こえる。
本来はこのピッチが正解なのだが、無修正の半音高い始まりは最初から聴き手を巻き込む。
変ホ長調は格調の高さを示す英雄の調性と言われるが、半音高いヘ長調はなんなのだろう?
ミトス盤、GREENDOOR盤ともに「ウラニアのエロイカ」初登場の時の驚きを再現するには十分な復刻だと思った。
\1200

2005/12/20 (火) バイロイトの第九-米国盤復刻

今日の「バイロイトの第九」は
ISLANDPROS RX-4106-(b)
 製品説明より抜粋。
 「初期CD規格「1.4m/s」で音楽信号記録のため、2枚組。CD-R。
 米RCA・オリジナル・LPレコードからの復刻。
というのを聴く。
昨日のものと同じく1枚に64分しか入らない記録方式のため2枚組となっている。
これもオークションでゲット。(¥1,600)
フルトヴェングラー・サイト評では「密度の濃いしっかりとした音。音色は均質化」ということだが、これは力強くく鳴りのいい音がする。
OTAKEN盤の迫力、ドイツ盤の繊細さに対して、このRCA盤は派手という印象。
まだまだ続きそう・・・
\1600

2005/12/19 (月) バイロイトの第九-独逸盤復刻

寒い日が続く。
今日の「バイロイトの第九」は
Maestro Edition MR2201 Version EX2
 製品説明より抜粋。
 「初期CD規格「1.4m/s」で音楽信号記録のため、2枚組。CD-R。
 ドイツELECTROLAのLP(WALP1286/87)から転写。
というのを聴く。
1枚に64分しか入らない記録方式のため2枚組となっている。
オークションでゲット。(¥2,200))
フルトヴェングラー・サイト評の「何も足さず何も引かず、加工色なく、自然な音。高低強弱のバランスが良く、元演奏と原盤の良さが伝わってくるかのようだ。」に惹かれて聴いたが、やや腰の弱い感じがする。
OTAKEN盤のスドンと来る感じとは違い、たしかに明瞭でバランスがよい。
熱気を期待するならOTAKEN盤、ニュートラルに第九を味わいたいならこのMR2201盤ということになろうか。
\2200

2005/12/18 (日) フルトヴェングラーの第九の53年盤

午前中は図書館にCDを返し、また新しいのを借りてくる。
フルトヴェングラーの第九の53年盤。
これで11種の演奏が全て聴けることになる。
演奏は音は最初頼りなげだが、次第に充実した響きとなってくる。
特に第3楽章は美しい。
第4楽章は宇野功芳氏が指摘されているように、バリトン独唱に入る直前の間に違和感を感じ、終結部の速さがいつのもなめらかさがなくギクシャクとしたまま終ったのが今ひとつだった。

2005/12/16 (金) バイロイトの第九

一昨日購入した「バイロイトの第九」仏パテLA VOIX DE SON MAITREのオリジナルLP(FALP381/82)からのCD-Rを聴いた。
OTAKEN盤に比べ薄味。
分離はハッキリしており、そのあとずっと持っていた初期の全集版を聴いたら、モヤモヤ・フガフガした感じで全然ダメだ。
こんなに違うとは思わなかった。
オークションでドイツ盤起こしとアメリカ版起こしのを見つけたので迷わずゲット。
やはり困った方向に進んでいる。
\1000

2005/12/14 (水) ウラニアのエロイカ

その困ったことが起こり始めている。
今日は午後別事業所でのミーティングだったので帰り道に御茶ノ水のDUに寄る。
フルトヴェングラー系のCDを探す。
「ウラニアのエロイカ」グリーンドア盤の板起こしCDが\1,680、「バイロイトの第九」仏パテLA VOIX DE SON MAITREのオリジナルLP(FALP381/82)からのCD-Rが\1,000、50年の「べト7」;HMV FALP115起し盤が新品\2,390、HSシリーズだがブライトクランク(擬似ステレオ盤)を持っていなかった東芝EMIの「ベト1&4」;\980、「運命&未完成」;\1,010、52年トリノ・イタリアのウラニア盤が\840、TAHRAの50.6の「エロイカ」\1,260、同じくTAHRAの48.10.20の「ブラ4」&54.9.19の「ベト1」が\1,260、DGのカイロ録音の「悲愴」\600、「家庭交響曲」&「モツ39」\360と「ベト7」以外は安かったのでフルトヴェングラーばかり10枚購入。
帰ってさっそく、「ウラニアのエロイカ」を聴く。壮大なる針音の中より衝撃的な生々しい開始音で始まる。
ずーっと針音は消えないが、初出のときの衝撃が十分伝わってくる。
困った・・・
GRANDSLAM盤も聞き比べてみたくなってしまったではないか。
ちなみに「ウラニアのエロイカ」についても「フルトヴェングラー鑑賞記」のなかに別項を設けて詳細が記述されている。
http://www.geocities.jp/orooropapajp/
\1680

2005/12/13 (火) フルトヴェングラー鑑賞記

昨日の続きになるが、フルトヴェングラー関連のサイトを探していたら、世の中すごい人はいるもので、「フルトヴェングラー鑑賞記」という非常に情報量の多いサイトを見つけた。
http://www.geocities.jp/orooropapajp/
その中では、単にどの曲のいつの演奏、という記録・評価のみならず、同じ演奏の違うリマスター盤についての音質などの違いにも克明に書かれている。
多分当分困ったことになると思うが、ついつい読んでしまった。

2005/12/12 (月) 「バイロイトの第九」(OTAKEN盤)

相変わらず寒さが続く。
そんな中注文しておいたCDが届く。
またオタク化の道を進みそうで警戒しながら注文した「バイロイトの第九」(OTAKEN盤)。
いわゆるレコードからの板おこしといわれるCDで、初版プレスのレコードをレコード・プレーヤーで再生してそれをCD化したものである。
この録音は1951年だから50年以上が経過しており、年々マスター・テープは劣化し、再発売されるたびに音質が劣化しているというのが実情。
ということで、近年昔の状態のいいSPレコードやLPレコードをさがしてこういうCDを発売するケースが多くなってきた。
それで、早速聴いてみると、やはり格段にクリアさ・厚さが違う。
最初はチリチリという針音でどうなるかと思ったが、第1主題が落下するあたりの迫力あたりからまったく気にならなくなった。
こういうのを聞いてしまうと性分として、他のマスタリング盤・板おこし盤も聞きたくなってしまう。
しかしこれは「バイロイトの第九」だけに限定しようと思うが、「ウラニアのエロイカ」も食指が伸びそう。
\2100

■2005/05/06 (金) クララ・シューマン

最近読んでいる本が、「クララ・シューマン」カトリーヌ レプロン (著), 吉田 加南子 (翻訳) 河出書房新社。
作曲家シューマンの妻であり、19世紀を代表するピアニスト(初の女流本格的ピアニストといってもよいかもしれない)の生涯を綴ったもので、シューマンとのかかわり、ブラームスとのかかわり、本人の芸術家として、また人間としての行き方を単なる賛美だけでなく多角的な面から著している。
前半は生い立ちから、厳格なピアノ教師の弟子であった父親の弟子シューマンとの出会い、結婚、シューマンの死。
クララは結婚を父親に猛反対されながらもシューマンを愛し、彼の作品を人々の間に広めていった。
そのシューマンが狂気の淵に沈んでいく様が心を締め付ける。
シューマンが自殺を試み精神病院で亡くなったときに彼女はまだ35歳、しかも8人の子供の母親だった。
それからもシューマンへの愛は消えることなく40年間さらにシューマンの音楽を人に伝えていく。
12歳年下のシューマンの弟子であったブラームスとの愛情とも友情ともつかないかかわりが後半部分の大きなテーマだが、二人は決して仲がいいわけではなく、会えば喧嘩ばかりしていたという。
しかし、ちょっとでも離れているとどちらからともなく音楽を通じて惹きあうという関係。
そのブラームスもクララが78歳で死去したあと、翌年に後を追うように死ぬ。
・・・物語を読んだなぁ、という気にさせられた一冊。

2005/04/20 (水) カンタービレ聞き比べ

最近聴いているのはパガニーニカンタービレの聴き比べ。
やはりヴェンゲーロフのものが一番理想的。
パールマンがギター伴奏のものも秀逸。
ナージャ・サレルノ・ソネンバークはべったりしすぎ。
サラ・チャンは中庸な表現ながらなかなかいい演奏。
古澤巌は音色があまり好みでない。
松野弘明はあっさりしすぎでテンポも速すぎる。
天満敦子は個性的だが、念には念を入れたカンタービレ。
シャハムもギター伴奏だがちょいと角がある。
こうして聴き比べると本当にヴァイオリンの音色は各人違うものだ。

2005/03/15 (火) ブラ4事始

3/15
今日のブラ4はムラヴィンスキー、バレンボイム、コリン・ディビス。
ムラヴィンスキーは管と弦の主役になる方を強調し、伴奏に回る方を極端にピアニシモにするのが面白い。
くっきりとした演奏になるのはこうした徹底がなされているからであろう。
バレンボイムは重厚で、分厚い。
日本の評論家がけなすほどダメな演奏ではない。
むしろ非常にドイツ的な厳しさのある演奏ではないかと思う。嫌いではない。
ディビスは一転して軽い。
ベームのように弱々しくないが、ブラームスの重さが感じられずむずがゆい。
------------------------------------------------------
3/14
移動中聞いたブラ4はカラヤン70年代盤、クーベリック、ベームで、カラヤンはたくさんある録音のうち60年代のベルリン・フィル盤が一番の出来だと思うが、この70年代盤もコクのあるブラームスらしい演奏だ。
カラヤンはブラームスはやはり得意曲だったのであろう。
クーベリック盤はとても透明感のある演奏で、澄み切った夜空を思わせる。
中庸のイメージで語られるクーベリックだが、この演奏はいい。
ベームの70年代のウィーン・フィルとの演奏は、当時のあの熱狂は何だったんだろうかと思われるくらい煮え切らない演奏が多い。
このブラ4も出だしから緊迫感に欠けていて全編弱々しさを感じる。
いろいろ聞くといろいろ違うものだ。
------------------------------------------------------
3/9
今日はクレンペラー、アンセルメ、ジュリーニ(新しい方)のブラ4を聴く。
3人の中で現存するのはジュリーニだけ(ただし数年前に引退)だが、この3人の演奏はみなよかった。

クレンペラーはとにかく音の彫りが見事で、しかも柔軟性もあり音楽が息づいている。
巷での遅いテンポでゆるぎない演奏、という評価は実は違うのではないかと思っている。

アンセルメはフランス物とかの第一人者ということで活躍した指揮者だが、このブラームスも透明感があり実にいいテンポでの快演である。
よく言われるオケの弱さも感じられない。

ジュリーニは懐が深く情感溢れる演奏だ。
ウィーン・フィルのしなやかさが存分に発揮されており、ブラ4の寂寥感も後ろ髪を引かれるがごとく表されている。

ブラ4も30種類は持っているかもしれない。
少しずつ聴きなおしてみよう。
------------------------------------------------------
3/8
帰りはブラ4を聴きながら電車に乗る。

今日はシャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団から聞き始める。
この演奏は録音が余りよくなく、表現も平坦に聞こえる。
ブラ1のパリ管を振ったものはいいだけに、ちょっと残念。

次のフリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団(と思ったら4番は珍しいことにロイヤル・フィルだった)は、透明性が感じられ無理なく全体が通る。
オーケストラからはきびしい練習で嫌われた指揮者だが、その音楽はとても素晴らしい。

最後は同じくオーケストラからきびしい練習で嫌われた指揮者、ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団。
ライナーにくらべるとややぼってりしている。
細部の磨き方はいいが、なんとなく人工的な気もする。
ということで今日のブラ4はライナーがベスト。
------------------------------------------------------
3/7
今週から通勤時の音楽はブラームスの交響曲4番。
ひょっとしたら5月の定演に出るかもしれないので予習をかねて、紛失したスコアも買いなおす。
改めてスコアを見ながら聴く面白さというものが蘇ってきた。
例によっていろいろな指揮者の演奏をmp3におとし、CD-Rに詰め込む。

今日はフルトヴェングラーが49年にベルリン・フィルを振った「伝説のH」で始まる演奏を最初に聴く。
さすがに音は悪いがこの引きずるような開始は独特で、終楽章へ向けてのドラマがすでに始まっている感じ。
やはり引き込まれる演奏だ。

次は高校の頃一番好きだったワルター/コロンビア交響楽団の演奏。
晩年のワルターは一連のステレオ録音を残してくれた。
たしかに全盛時と比べると達観している演奏が多いのかもしれない。
しかしこの4番は老いの影は感じられず非常にフレッシュな、しかし陰影の濃い演奏である。
これまた感動。

最後はトスカニーニ/NBC交響楽団の演奏。
トスカニーニは基本的に肌に合わない。
全ての音が詰まりすぎていて息苦しくなってしまうのである。
今回もやっぱりダメだった。


2005/02/26 (土) スプリング・ソナタ聞き比べ

2/28
スプリング・ソナタは日本人プレーヤーに入り、浦川宜也、辻久子、前橋汀子。
浦川宜也はベートーヴェンらしいアクの強さが印象的。
辻久子は女性らしいたおやかさが好ましい。
前橋汀子は情熱的な表現が魅力的である。
この曲この前の樫本大進といい、日本人の演奏が得てしていい出来である。

2/26
注文したグリュミオー&ハスキルと樫本大進のスプリング・ソナタが届く。
グリュミオーのハスキルとの共演盤は名演の誉れが高いものだが聴くのは初めてで、もっと音が悪いかと思ったけど意外と聴きやすい。
後年のアラウとのものよりグリュミオーも音に艶があり自然な音楽になっている。
それよりも驚いたのが樫本大進盤で、初めてこのヴァイオリニストを聴いた(映像はクラシカで見たことがある)が、録音のよさもあいまっていい意味でのこの曲の模範的な演奏といっていい。
大したものである。

2/25
今日の行き帰りの電車のスプリング・ソナタはクレーメル、ムター、デュメイ。
三者三様だが、やはり去年最前列で聴いたクレーメルの音の素晴らしさは忘れがたく、このスプリング・ソナタでも他の誰でもないクレーメルの音が出ており、またピアノのアルゲリッチが素晴らしく、今の自分の中ではベストの演奏だ。
ムターは自由奔放、やりたい放題という感じの表現でこれも面白いが、多少不自然さを感じさせる部分もあり、クレーメルには一歩譲る。
ピアノのオーキスはアルゲリッチよりかなり格が落ちる。
デュメイは、ピアノのピリスとともにカチっとしたクリスタルな感じ。
前聴いたときはあまり好きではなかったが、今聴くとなかなかスッキリしていてよい。

2/24
行き帰りの電車のスプリング・ソナタはパールマン、ズーカーマンを聴く。
両方とも自分がヴァイオリンを熱心にやっていた頃の若手No.1奏者で現在は巨匠となって活躍中のヴァイオリニスト。
この辺はリアルタイムで聴いたので懐かしい。
と同時にやはり当時注目株だっただけあって、どちらもすばらしく自然で美しい演奏だ。

2/23
今日のスプリング・ソナタはシュナイダーハン、フランチェスカッティ、スターン。
シュナイダーハンは音に覇気があり立派だ。
ベートーヴェンらしい演奏とは一般的にこういう演奏であろう。
フランチェスカッティは輝かしい響きが身上のヴァイオリニストらしくスーっと抜けるような感じ。
軽いが爽快感はある。
スターンは力みすぎというか、ちょっと脂っこい。
しかし毎日違うヴァイオリニストで同じ曲を聴くというのもなかなか面白いものである。

2/21
今日の会社の行き帰りのスプリング・ソナタはメニューイン、シェリング、グリュミオーを聴く。
この中ではメニューインはやや石に躓いたような弾き方で余り好きではない。
シェリングは安定感はあるがオイストラフと同じように無難な印象で印象は薄かった。
グリュミオーは独特の美音が素晴らしい。
ただ、ピアノのアラウがゴツゴツした感じがあり、ややバランスがよくない。
なかなか難しいものだ。

2/20
夜はスプリング・ソナタのCDを聞き比べてみる。
おそらく30種類くらいは所有しているので、年代の古い順に聞いてみる。
ブッシュ、クライスラー、シゲティ、ハイフェッツ、オイストラフ・・・このあたりで時間切れ。
シゲティの遅さとハイフェッツの速さは両極端にある。
しかしクライスラーの音色が懐かしさをかもし出し一番好きだ。
オイストラフは昔からの定番だがおとなしすぎて個性が感じられない。
しかし、まだまだあるので毎日聞いてみよう。(といっていつも挫折するのだが)


2005/02/14 (月) シェリングの無伴奏

朝の通勤電車ではシェリングの無伴奏を聴きながら行く。
やはりここには自分にとってしっくりいくヴァイオリンの深い響きがある。
1980年代に入って復興したバロック・ヴァイオリンは新しさを感じることもあるが、やはり自分の世代はモダンの巨匠の時代に育ったのでこういう演奏がまさに王道という気がする。
1番ソナタのプレストもテンポが遅いが、悠々とした足取りを示しているようでよかった。


2005/02/13 (日) バーンスタイン60年代のチャイコ4-6

午後は図書館で借りてきたバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルのチャイコフスキー交響曲第4,5,6番を立て続けに聴く。
60年代のバーンスタインは、当時はアメリカナイズされたクラッシックという先入観で敬遠されている嫌いのあった演奏である。
しかし、ベートーヴェンやブラームスの交響曲全集なども若きバーンスタインの熱い心がほとばしる名演として最近再評価されてきている。
このチャイコフスキーも素晴らしい演奏である。
時代とともに演奏の評価も変わっていく。


■2005/02/04 (金) フルトヴェングラー 音楽と政治

今会社の行き帰り「フルトヴェングラー 音楽と政治」という本を読んでいる。
高校生の頃先輩から借りてそのままになっているのだが、当時一回読んでいるはず。
フルトヴェングラーは戦時中もドイツにとどまり、ナチスの御用達指揮者だ、ということで戦後一切の演奏を禁じられた。
しかし偉大な音楽の牙城まで理不尽なナチの手に落ちることを憂い、また希望のないドイツ国民のために自分は故国を捨てるわけには行かない、そして数多くのユダヤ人演奏家を強制収容所行きから救ったのである。
そのことが様々な人の証言から聞かれ、2年後には楽壇に復帰した。
フルトヴェングラーの演奏は音楽の一回性を重んじたもので、毎回演奏が違う。
その日そのときその場所で、そこにいる聴衆のために演奏をしたのである。
自分も続々と出てくるフルトヴェングラーのライブ録音を聞き、同じ曲であっても毎回新しい解釈で演奏はとても瑞々しく、圧倒的で感動させられている。


2005/02/03 (木) ヴォツェック-2

昨日書いたヴォツェックは残りの2幕、3幕を聴く。
やはり妖しげな美が漂っていて、最後の子供が母親の死を関係ないことのように友だちとの遊びに加わっていくと言うのは、何ともいえぬ無情観が描写されている。
寝しなに読んでいる「モーツァルトの手紙」(新潮文庫)で少年モーツァルトが旅先から絶えず母のことを気遣っているのとはなんという違いだろうか。
ヴォツェックを題材にと考えるベルクの発想とはどのようなものだったであろうか?
こういう音楽が1世紀近く前に作曲されていたというのは驚きだ。
もはや現代音楽は現代音楽とは言えないのに、今日の大ヒットする音楽という名のエンターテインメントの後進性を考えると、いつまでたっても現代音楽は現代音楽で屹立しつづけるのであろうなぁ、なんて思ってしまった。


2005/02/02 (水) ヴォツェック

今日は寝る前にベルクのオペラ「ヴォツェック」第1幕のCD(アバド指揮)を聴いた。
無調音楽ということで昔はこういうものは興味本位でしか聴かなかったが、今は非常に音楽として聞こえてくる。
ストーリーは身もふたもない救われない話で、以下のようなもの。

あらすじ
http://www.d3.dion.ne.jp/~rulicon/wozzeck.htm より

元床屋の兵士、ヴォツェックは貧しいながらも内縁の妻マリーとその子を養うために本職の兵士の仕事だけでなく、大尉のひげをそったり、医者の人体実験をやったりして副業をしている。
彼を実験動物だとしか思っていない医者は彼の幻覚症状を見て、自分の研究の成果が現れていると喜ぶ。
一方、マリーは体格のよい美男の鼓手長と浮気をする。
酒場で、マリーと鼓手長が踊っているのを見たヴォツェックは怒る。
白痴がヴォツェックに「血のにおいがする」と言う。
池がある森の小道の夕暮れにヴォツェックはマリーを伴って歩いていて、一緒になって何年になるが、貞淑か?などと聞いている。
真っ赤な月が昇ってヴォツェックはマリーを刺し殺してしまう。
居酒屋でヴォツェックは踊ろうとするが、服に血がついているのを見つけられて大騒ぎになって逃げ去る。
マリーの殺人現場に戻り、理性を失ったヴォツェックはナイフを池に捨てる。
さらに服についた血も洗い流そうと池に入って、溺れてしまう。
そこに大尉と医者が通りかかり、人が溺れているのに気が付くが助けないで去っていく。
朝のマリーの家の前で子供たちが遊んでいる。
他の子供がやってきてマリーの子供に自分の母親の死を知らせ、子供たちは見物に行く。
一人残されたマリーの子は木馬に夢中になっているが、少し経ってから他の子供の後を追う。

非常に不気味で、昔観たサイレント映画の「カリガリ博士」の世界を連想させる。
今日会社帰りの電車で聴いたバルビローリのブラームスの4番交響曲にも大いに感銘を受けたが、こうした音楽にも美を感じる。
明日も続きを聴こう。


2005/01/30 (日) ヴァイオリン侍 斬る!

図書館から借りてきたCDを聴く。
バーンスタイン自身が映画(1961年?)が出来てから大分経った80年代に録音したもの。
小学校に入る前からこの映画のサントラのレコードがあり、ホントによく聴いたので今でもよく覚えている。
なので、作曲者自身の演奏でもなんか違和感があると言ったら叱られるだろうか。
それは置いておくとして、こういう音楽を書けるというのはすごいことだ。

ある名盤紹介書の評論を読んでカチンときた。
「ストラヴィンスキーは春の祭典とペトルーシュカは素晴らしいが、火の鳥は描写が平凡なので取り上げない」
納得いかないなぁ、3曲とも素晴らしく、どこのどの辺が平凡なのだろう?

この評論家をギター侍的に斬ると、

オ・レ・は、日本国内の小さな小さなクラッシック評論界の大御所だ!
マーラーもブラームスも人間世界の音楽は小さい小さい、宇宙的なアサヒナのブルックナーが最高じゃない?
・・・っていうじゃなーい。
でもあんた30年前は人間世界そのもののフルトヴェングラーべったりでしたからぁー!残念!!!
ほとんど聴いたこともない音楽まで想像でくちばしを突っ込む某コーホー斬りー!!!

拙者、30年前からこの評論家の文章をけなしながら、本が出るとつい買ってしまいますから〜 切腹!!
(クラッシック界ローカルネタでした)


2005/01/29 (土) ストラヴィンスキーに魅せられて

図書館から借りてきた「弦楽四重奏を通したベートーヴェンの生涯」(タイトルはもう返却して忘れたのでいい加減である)という本を読む。
ベートーヴェンというのはとにかく付き合うのが大変な人間であったことが生々しく描かれている。
それで後期の作品に見られるとても常人の及ばぬ境地に深く踏み入って行ったのだな、ということが察せられる。

録画したものを今日も観る。
ストラヴィンスキーの作品に感銘を受ける。
N響アワーの「ストラヴィンスキーに魅せられて」という番組。
デュトワがN響を振った「ペトルーシュカ」はその色彩感に一度この指揮者のストラヴィンスキーを生で味わってみたいと思う。
それとクラシカで放映されたなんたら兄弟(コンタルスキーではない)がミュンヘンの音楽祭でピアノ連弾した「春の祭典」の強烈なリズムの交錯に度肝を抜かれる。これはすごい!オーケストラでのハルサイを聴き直したくなること必至の快演である。


2005/01/21 (金) ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集を聴き終える

ずっと行き帰りの電車で聴いていたベートーヴェンの弦楽四重奏曲も今日最後の第16番を聴き終わった。
印象的だったのは1,4,7,9,13,14,15,16番。
やはり胸を打つのは後期のものが多いが、中期のダイナミックな疾走感、前期のほのぼのとした雰囲気、他の曲ももう少し聞き込んでいきたい。


2005/01/18 (火) ラズモフスキー・カルテット

行き帰りの電車で聴いているアルバン・ベルク四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲が中期に差し掛かり、今日は第7番-9番の「ラズモフスキー・カルテット」の3曲が聴けた。
初期のものもほのぼのしていてよいが、中期になると青年期の逞しさが出てきて推進力が心地よい。
やはりベートーヴェンは第一級に位置する作曲家だと思うことしきりの毎日である。
昔第9番の抜粋を管弦学部OBの方たちとやったことがあるが、またぜひ自分でも弾いてみたい。

それにしても今使っているCDプレーヤーはS社の圧縮方式でCD-RにCD30枚分くらいが入るので、1枚でベートーヴェンの交響曲全集、ピアノ協奏曲全集、弦楽四重奏曲全集、ピアノ・ソナタ全集その他が収録できるので一枚聞き終わるのに1ヶ月くらいかかる。
当分iPodは買わなくて済みそうだ。


■2005/01/16 (日) シューベルトの弦楽四重奏曲第1-3番

今日は引き続き天気が悪いので、家で引きこもり状態。
図書館で借りてきたシューベルト弦楽四重奏曲6枚組の1枚目を聴く。
演奏はウィーン弦楽四重奏団。
弦楽四重奏曲第1-3番が入っている。
シューベルトの弦楽四重奏曲は後期のもの12番-15番(「断章」「ロザムンデ」「死と乙女」など)しか聴いたことがなかったが、この若書きといわれる初期のものもフレッシュでなかなかよい。
しかし、毎日聞き流して1週間かかる。


■2005/01/14 (金) ヤング・ピープルズ・コンサート

最近寝しなにクラシカジャパンで放映しているバーンスタインの「ヤング・ピープルズ・コンサート」を楽しんでいる。
自分が生まれた頃にアメリカで放映されていたものなのでモノクロだがバーンスタインが若くてカッコいい。
全25回(各1時間)で内容は各回ごとにテーマを設けて解説をしてオケで実演をするというもの。
内容がとても音楽的なので今更ながらそうだったのか、と思えることや初めて知ることが多い。
第1回目「音楽ってなに?」
第2回目「アメリカ音楽ってなに?」
第3回目「オーケストレーションってなに?」
第4回目「交響曲はどのように作られる?」
というところまで観た。
音楽は単なる音でありそれ以上の意味を持つものではない。
聴く人がそれをどのように捕らえるかで初めて音楽的な意味を持つものだ。
もちろん演奏家は作曲者の意図を汲んでそれを再現するという前提があるが・・・
とバーンスタインは語る。
これは必見のシリーズだと思った。


■2004/11/12 (金) アイクラ;セル-VPO、オーボエ&ヴァイオリン協奏曲;アーノンクール

クラシカ・ジャパン放映の2作品を観る。
このくらいの長さの曲を就寝前に観るとちょうどいい。

●モーツァルト:セレナード第13番ト長調K525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
[指揮]ジョージ・セル
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[収録]1968年12月2日ムジークフェラインザール大ホール(ウィーン)、約19分

モノクロ映像だが厳格といわれたセルの指揮振りが見られる貴重なもの。
ウィーン・フィルなのでセルの音楽としてはたおやかさが感じられるが、細かく表情をつけているのがよく見て取れる。
セルとモーツァルトはその透明さにおいて相性のよさを感じる。

●J・S・バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲二短調BWV1060a
[オーボエ]シェフトライン
[ヴァイオリン]A・アーノンクール
[指揮]ニコラウス・アーノンクール
[演奏]ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
[制作]1984年、約18分

全員立奏で、アーノンクールはチェロを弾いて全体をリードしている。
古楽器なのでオーボエも木の色をしておりモダン楽器のスムーズさには欠けるが、バッハの時代の何かそれらしい音色がする。
アーノンクールの一連のバロック作品の演奏はブランデンブルグ協奏曲の項でも書いたが、研究の結果が単なる学術的発表とは違い、その時代の本当にこうあるべき演奏を現代に蘇らせている。
古楽器でなければならないという主張が見事に演奏に反映されていると思う。


■2004/11/10 (水) ハイフェッツを改めて聴く

前に図書館で予約していた「ハイフェッツの至芸」という2枚組CDがようやく借りられた。
といっても音源としてはほとんど既存の持っているものばかりだが、冒頭のバッハのシャコンヌはドキュメンタリーの中で演奏されていた無伴奏の中の1曲のみのもので、おそらく初CD化かな?
70年代の演奏なのでハイフェッツとしては晩年に当たるが、とても枯れたいい演奏だ。
壮年期の快刀乱麻を断つというのとは違うほっとした印象を与える。この1曲のために予約したのだが、併録されているブラームス、チャイコフスキー、シベリウスの協奏曲、ブルッフのスコットランド幻想曲すべてやはり決定版といっていい演奏ばかりだ。
一回でいいから生で聴いてみたかった。


■2004/11/9 (火) アーノンクールのブランデンブルクを観る

クラシカ・ジャパンで放送されたアーノンクール特集を全て録画したが、まだ一部しか観れていない。
その中でバッハのブランデンブルク協奏曲は全部観た。
ブランデンブルク協奏曲は第1番から第6番まですべてアーノンクールの解説が入っており、今まで漫然と聴いていた曲が俄かに立体感を帯びてきたようで面白かった。
クラッシック音楽の映像は往年の巨匠とかの貴重なものしか興味がなかったが、最近は自分でも演奏をするようになったのでコンサート、リサイタル、そしてスタジオ収録された演奏を観るのはとても面白い。
アーノンクールのウィーン・コンツェントゥスは古楽器を使い、実際にヴァイオリンの指板が黄褐色だったり、フルートが木製だったりと、話では聞いていても実際に見る機会のなかった楽器類がいろいろと出てくるのが興味深い。
そしてアーノンクールの曲の解説が、抽象的ではなく具体性をもって語られているのがより曲への興味をひきつける。
例えば第4番では「この部分はソロ・ヴィオラ2人の主導権を取り合う戦いの場面だ」とか第5番では「それまで伴奏楽器だったチェンバロが初めてソロを取ったピアノ協奏曲の先駆けで、全ては最後に書かれている滝のようなカデンツァのために他の楽器が盛り上げを行う」など。
そういわれて聴くと曲のポイントがわかり、とても興味深く観ることができる。
なるほど半端じゃなく様々な角度から研究しているのだなぁ、と思った。


■2004/10/19 (火) ブラームスに感じ入る

前回はブラ4:インバル指揮フランクフルト放送SO.について書いたが、この季節はブラームスの交響曲第3&4番が心に染みる。
クラシカ・ジャパンで再放送された朝比奈隆/新日本フィルの1990年の第3番を観てこの曲の素晴らしさ、ブラームスのコクを実に見事に表した朝比奈の棒に感じ入ってしまった。
第4番が悲壮感溢れる開始であるのに対し、第3番はどこか懐かしい茫洋とした表情で開始される。
第2楽章も木漏れ日の中での回想のような感じで一抹さみしさを漂わせる。
名旋律で有名な第3楽章もしみじみとその良さに浸ることができる。
そして第4楽章は激しい情熱と最後の名残を惜しむかのようなピアニッシモでの終結。
最後がフォルテじゃないから3番は今ひとつという人の気が知れない。
しかし、ブラームスの交響曲に関して言えば、第1番の第1・4楽章以外はすべて自然な流れで作られている。
惜しいなぁ、ベートーヴェンの第9を意識しなければ1番も申し分のない名曲になっただろうに。


■2004/10/14 (木) 最近聴いたCD

  

最近はなかなかCDに耳を傾ける時間がなかったが、ちょっと時間を取って何枚か聴いてみた。
●マーラー「復活」交響曲:アバド指揮ルツェルン祝祭O.
アバド3度目の録音で最近のもの。カップリングされているドビュッシーの「海」はFMで聴いたが、こちらもたゆたうような黄金色の夕日に逆光で照らされているイメージがなかなか胸にくる。
「復活」は最近アマチュア指揮者カプランがウィーン・フィルを振ったもの、大野和志の新しい録音なども聴いたが、やはり最近のアバドのいろいろな修羅場をくぐりぬけた後の懐の深い演奏が一番心に迫ってくる。マーラーの交響曲が懐かしくなってきたということは心のキャパが少し広がって元に戻ってきたのだろうか?なんて思ったりした。
●ブラ4:インバル指揮フランクフルト放送SO.
ブラ4はやはり秋だ。この演奏は最近のもので、暖色系の響きを持っているが、充分な哀愁と哀切を秘めており、ここ数日1回は聴いている。とにかく疲れない演奏で、そうそうそのとおりと言いたくなるほど純な形で曲が進んでいく。全楽章共とてもバランスよく、何度聴いても聴き返しの聴くいい演奏だと思う。
●メンコン&スペイン交響曲:エルマン(Vn)、ゴルシュマン指揮
エルマン・トーンを満喫できるというキャッチ・コピーで廉価盤を購入。非常に訛りの多い弾き方だなぁ、というのが印象。もう晩年でテクニックは衰えていたというが、確かにいたるところで音程が気になる。特にメンデルスゾーンはフレージングが変わっていてどうもなじめない。


■2004/10/11 (月) アンサンブル・フリージアJr. 「愛の調べ3」

先週の月曜日に7月に聴きに行ったアンサンブル・フリージアJr. 「愛の調べ3」のCDが演奏者の島根恵さんより直接届く。
しかもお手紙入りで!
次男と最前列で聴きに行ったことはコンサート雑感で書いたが、改めて録音で聴きなおしてみても印象は同じで、安定感のある暖かい音色、しかし鮮烈さも持ち合わせており一気に聴きとおしてしまった。
次男も当日のことをよく覚えていて、演奏が終わるたびに拍手。
一家で極上のアンサンブルができることをうらやましく思いつつも彼女のコンサート、CDは聞き逃せないなと感じた次第。
お世辞抜きで素晴らしいと思う。
← 詳細はリンクのページの島根さんHPを参照ください。


■2004/09/21 (火) スターン・トリオのブラームスのピアノ三重奏曲第1番

このところ時間がなく、CDもクラシカジャパンも買いだめ、録りだめしてさっぱり聴いていない、観ていない。
あとコンサートに頻繁に行くようになり、音楽はそこで集中して聴くのであえて代用品は必要としない状態なのかもしれない。

と言っていてもこのコーナーが無意味になってしまうので最近集中して聴いたアイザック・スターン(Vn)、ユージン・イストミン(p)、レナード・ローズ(vc)のブラームスのピアノ三重奏曲第1番についてちょっと。
参加しているアンサンブルの楽器店の人にいい曲だと聞き、家で探してみると上記アルバムがあり、2番が併録されている。
1番の第1楽章、ピアノから入って、チェロがメロディーを奏でるとき、すごくいい音楽だと思った。
このままチェロ・ソナタでもおかしくない美しさの上にヴァイオリンが加わる。
これは自分で弾いてみたい曲だなと思いつつもブラームスのことだから簡単そうで難しいのではないかなということも脳裏をかすめる。。
この3人の奏者は朗々と歌い、ブラームスの熱い側面をよく表している。
ブラームス嫌い派というのがいて、そういう人たちは徒党を組んでブルックナーを持ち上げるためにとくにブラームスを貶めるような発言をするが、なんかそれって彼らが当時生きていたワーグナーvsブラームス(ハンスリック)の論争をなぞっているようで馬鹿みたい。
私はブラームスはお好きです。


■2004/09/2 (木) 五嶋龍のオデッセイ 第9回

8/28に地上波TVで放映。
実はこのシリーズ見るのは初めてだったが、ちょうどよい按配の頃に観れた気がする。
最初に7歳から14歳の去年までの演奏をフラッシュ・バックで流したが、最初の頃は無理やりオーケストラと共演させている感じで、音程も全然だし企画のための演奏という感じでかわいそう。
しかし、12歳のときからいきなり変わる。
音程とボーイングがその前の年とは格段の違いになり、音楽になってきたという感じ。
今回のメインはシベリウスの協奏曲だったが、最後の公演で弓をとめてあるピースがカデンツアで取れ、弓の毛がバラバラになるが素早く対応して見事に最後まで弾き切るという、TV的にはおいしいオチ?までついてなかなか面白かった。
ヴァイオリニストとして姉のMIDORIのような境地まで行くかどうかはわからないが来年の最終回を期待させる構成だった。


■2004/08/19 (木) R・ミケルッチのJ・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲

Webに
「バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータCDの感想」
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/t-suzuki/s_and_p/reviews.html
というサイトがあり、とても参考にしている。
そのなかで、元イ・ムジチのコンマス、ミケルッチ盤の評価が低い。
逆に低すぎると聴いてみたくなるものだ。
3枚組み\7,000と書いてあるが、オークションで\2,500でゲット!
確かに音程は甘いし、リズムは崩れる。
でもイタリアの甘美さというか、明るく楽器を鳴らしているのは嫌いではない。


■2004/08/7 (土) H・ハーンのJ・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集



【収録曲】
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調、ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調

【演奏】ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)、ジェフリー・カハーン指揮、ロサンゼルス室内管弦楽団
【録音】2002年10月、2003年1月ロサンゼルス〈デジタル録音〉《4Dオーディオ・レコーディング》

若手のヴァイオリニストの中ではひときわ抜きん出た鋭い感性を感じさせるヒラリー・ハーン。
ここでのバッハもキビキビとしたテンポ設定で無駄な贅肉をそぎ落としたような表現。
といって冷たいという感じではなく、情熱を感じる部分も多々見受けられる。
この若さでドイツ3大Bの協奏曲を全て録音してしまった。
バッハのものとしては無伴奏の残り(パルティータ3&2番、ソナタ3番は録音済み)をはやく聴いてみたいものである。


■2004/08/7 (土) ストラディヴァリウスの歴史

●[監督]イヴォンヌ・リトルウッド
[出演]チャールズ・ベアー、ピンカス・ズーカーマン、マーク・ネイクラグ、ヨーヨー・マ、アンネ・ゾフィー・ムター
[制作]1988、約44分

クラシカ・ジャパン放送。
クレモナの工房や展示会の様子をズーカーマンが案内役で紹介。
初めてクレモナの町を見たのには感激。
ズーカーマンがストラド何種類かで、バッハの無伴奏やチャイコの協奏曲の一節を弾くときの幸せそうな表情とその音色の素晴らしさは画面を通じても伝わってくる。
ヨーヨー・マが若い。ジャクリーヌ・デュプレの楽器を引き継いだことも出てきた。
ムターは今のほうがきれい。アマティは音が小さいので私には向いていない、ストラドは弾く人を選ぶ(私みたいな)・・・と高ビーなコメントも目立つが、それくらいの気性でないと世界は渡り歩けないのであろう。


■2004/06/11 (金) La La St.John & パールマンのヴィニアフスキー

Tower Recordに行ってみたら欲しかったLa La St.John のバッハが半額セール対象だったので買ってみた。
セクシーな若い女性でとてもバッハとは思えないようなジャケットだが、これが実に明晰な演奏。
このアルバムは3つのコンチェルトと無伴奏の1番ソナタが入っているがもう1枚無伴奏ばかり入れたほうも聴いてみたい。

あとヴァイオリンの先生との会話に出てきたパールマンのヴィニアフスキーのコンチェルトも輸入廉価盤で出ていたのでこれも購入。
ヴィニアフスキー・アルバムということで1・2番コンチェルト他70年代の演奏が集められている。
指揮は小沢征爾だったんだ!
2番コンチェルトは自分で薦めたにもかかわらずそれ以来聴いていなかったが、最初の音が出た瞬間、ああこれだー!と思い出した。
この曲の自分のリファレンスであった。
その後ハイフェッツもエルマンもパールマンの新録音も今ひとつしっくり来なかったが、まさにこの音が当時少年の自分を捕えて離さなかったみずみずしい時代のパールマンである。
これまた時間を超えて脳に刻み込まれているものだなぁ。


■2004/03/24 (水) アート・オブ・ヴァイオリン

映像に残っている大ヴァイオリニストの系譜を現役ヴァイオリニストたちのコメントを交えながら進めていく構成のDVDを入手。
イザイ、クライスラーのサイレントながら動いている姿に感動。
テクニックに問題ありといわれるシゲティ、ティボーの壮年期のカッコいいこと。
抜群の音楽のテクニックがここにはある。
一部無責任な評論家は、自分で演奏もやっていて当然テクニックは足元にも及ばないから、こうした名手が衰えた頃の録音を絶賛する。
なんか自分のいじましい演奏を正当化するために、音楽はテクニックはいらない、精神だ、という世迷いごとを連発する。
そしてそれを取り巻く連中がいて宗派を作り、だれそれのブルックナーは宇宙的でいいが、だれそれのは人間世界での出来事で次元が違うというようないいかげんなことを、本当に撒き散らす。
いいかげんこういうシゲティ、ティボーを見て杓子定規な論評を控えてもらいたいものだ。
話は横道にそれたが、オイストラフ、スターン、シェリング、グリュミオー、フランチェスカッティ・・・落涙物である。
そのなかで飛行機事故で30歳で逝ってしまった女流ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴーのショーソン「詩曲」万感胸を打つものがある。
このDVDのなかで最も印象的なシーンだった。
いろいろな弾き方を見ていたら奏法について興味が出てきた。
今ドミニク・オプノの「内なるヴァイオリン」というテクニックのみならずメンタルな部分まで追求した本を読んでいる。
何かの参考になればいいが。