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レッスン/練習記

以下2004年1月にヴァイオリンを始めると言ってからのその折々のHIBIKIの様子を日記からピックアップしたものです。
上に行くほど新しい内容です。

■2007/01/21 (日) ザイツの5番第2楽章

会社室内楽の練習から帰宅後は、まず相撲の千秋楽を見て、朝青龍の20回目の優勝にたいしたものだと、以前の憎らしさが尊敬に変わってきた。
そのあと次男のレッスン・ビデオを一緒にみる。
1週間でコンチェルトの1楽章を弾いてきたので、「うん、なかなか出来てるよ」とまず、お褒めの言葉。
それから「でも、ここの弓はこう使う」「指は意味なく離さない」など段々厳しくなっていく。
でも、まあよくやってる。
それから練習を見る。
スケール練習、ウォルハートの練習曲が新しい曲になり、結構そこで時間を使う。
バテバテになっているので、ザイツの5番は第1楽章はお休みし、これまた初めての第2楽章を弾かせた。
とりあえず最後まで通り、終了。

■2007/01/20 (土) 仕上がり具合をチェック

今日は、まず次男が午後レッスンなので、仕上がり具合をチェック。
ザイツ5番コンチェルトの第1楽章を1週間でとにかく全部音符は弾けるようになったのだから、あとは本人が、この1週間でやったことをレッスンの場でどう思い出せるかが鍵である。

2007/01/14 (日) ザイツの5番コンチェルト開始

夕方は次男のレッスンを見る。
ザイツの2番に続き、今度は5番のコンチェルトと大曲が続く。
しかし、こちらは私がヴァイオリンを再開し、次男が興味を持ち始めた頃に聴いていた曲なので「知っている」そうだ。
第1楽章を弾かせてみると大体のところは捉えている。
あとは16分音符の移弦と運指、ボーイングをまず体で覚えてしまうことである。
それから音楽を作っていく作業が始まる。
多分4月末の発表会には間に合うのではないかと思う。

2007/01/13 (土) 「新しいヴァイオリン教本2」修了

帰宅すると、次男がレッスンから帰ってきて「新しいヴァイオリン教本2」が完全に終了して、次回からは同じ3巻に進むとのこと。
自分が3年前にやり直しを始めたのがこの3巻からだったから、3年でそこまできたわけだ。
なかなか感無量。

2007/01/07 (日) ヴァイオリンのお稽古

夕方は次男のレッスン。
メトロノームを使った練習は効率的で、効果がある。
まずは正しいテンポ、正しい音程、そこからだ。

2007/01/05 (金) 今年の初レッスン

午後はレッスンに行く。
まず、次男はまあまあの調子でレッスンをこなし、最後のコンチェルトは全楽章暗譜で通して、先生から「終了!」の言葉をもらう。
3ヶ月よく頑張った!
次は「新しいヴァイオリン教本3」かと思ったが、「篠崎ヴァイオリン教本2」のなかから「無窮動」をやって、速いパッセージの弓使いをさらに磨きをかけるとのこと。
しかし、大曲を完成させるのを見るのは親としてうれしいものである。

■2007/01/04 (木) まだ正月

今日と明日は有給で休み。
今日もヴァイオリンの練習と次男のレッスンであっという間に1日が終る。
明日は初レッスンなので次男も頑張ってコンチェルトを暗譜した。

■2007/01/02 (火) 正月です

夕方は次男のヴァイオリン・レッスン。
なかなか取り掛からないのが、子供の特徴だが、叱り、なだめすかしながら1時間半行う。
さすがに弾く方も見る方もくたくたである。

■2006/12/28 (木) ヴァイオリン・レッスン

今日から休みだが、午後は次男と自分のヴァイオリンのレッスンに出かけた。
次男は毎日の練習の甲斐があり、「新しいヴァイオリン教本2」も最後のザイツのコンチェルトNo.2にたどり着き、暗譜もだいたい出来たのでそろそろ終りというところである。
去年の5月から今の先生に代わって、基礎からやり直したので、この1年半よく頑張った、というところである。

■2006/12/09 (土) ローマ弦楽合奏団@ぱーしもんホール

本日は午後、ぱーしもんホールでのローマ室内合奏団のコンサートに次男と行ってきた。
K.136のディヴェルティメントが1曲目で、次男も知っている曲なので、スコアをたどりながら鑑賞。
短くて知っている曲なので、面白そうにスコアを追っていた。
それからはソプラノ歌手が出てきてアリア集。
これには次男は耐えがたかったらしく、「前半で帰る」と言い出す。
確かにオペラ・アリアは自分も苦手だったなぁ。
休憩中にジュースとサンドイッチを買って空腹欲が満たされたら
「やっぱり、ここで帰っては情けない」
とか言い出して、後半の「四季」もスコアを追いながら聴いていた。
時々ソロでわからなくなるので、ページをめくってあげているうちに、なんか自分自身もほとんどステージをみないまま終ってしまった。
感想を聞くと「スコアを見てたのですごく短く感じた」そうだ。
演奏はほどよく二流といったところで、まあ、こんなものかな。
冷たい雨の中、都立大まで歩き電車で帰宅。

2006/10/14 (土) 次男レッスン

午前中は次男のレッスンをみる。
「新しいヴァイオリン教本第2巻」の最後の曲、ザイツのヴァイオリン協奏曲第2番。
水曜日に初めて先生のレッスンで第1楽章を弾き、1週間でよく弾けてる、とちょっとほめられ、本人も意欲的に取り組んでいる。
2年弱でコンチェルトまでたどり着いたのだからよしとすべきかな。
VPOのモーツァルトのソナタが気に入ったらしく、聞き覚えで弾いたりもしている。
モーツァルトの父、レオポルトが幼少のモーツァルトが、教えてもいないヴァイオリンを弾いたのを聴いて落涙したという話があるが、それほどではないが、自分の弾いた曲を「カッコいい」と言って息子が気に入り、弾こうとするのはなんとなく照れくさくもあり誇らしくもある。

■2006/10/02 (月) 次男のガヴォット終了

次男がレッスンでバッハのガヴォットを終了した、と得意気に帰ってきた。
来年明けの発表会はザイツのコンチェルト第2番になりそうだ。
本人は毎晩枕元でこの曲を聞いてやる気満々?のようなのでそれなりに期待しよう。

2006/07/04 (火) 誕生日&レッスン-ロマンス&リーディングのコンチェルト

今日は次男の誕生日だ。
もう8歳になってしまった。
これからは自分でもっと考えること、を養う年であると思うので、自宅での練習もつきっきりではなく自分で考えてやるようにさせた。

レッスンでは、基本練習のところはだいぶよくなったとほめられるが、練習曲と課題曲2曲を通して弾いたあと、先生から次男に対して20分にわたる説教。
同感しているところだったので、口はほとんど挟まなかったが、「本当にヴァイオリン好きでやっているの?」と言われたことは少なからずショックだったようだ。
そして「遊びでやりたくはない。ちゃんと練習をやって難しい曲も弾けるようになりたい」と答えていたのは、先生の言うことが理解できているのだな、とちょっと感心した。
彼の最大の課題は集中力である。
どう改善されていくかは今後次第。

2006/06/26 (月) レッスン-リーディングのコンチェルト

次男のレッスンに同伴。
前の時間の小さな女の子姉妹が、先生に「Hくん、今日は来るの?」と聞いていたそうである。
先週公開レッスンをしたから親近感を覚えたらしい。
今日の次男の出来は相変わらずで、やはり基礎の教本で時間をとってしまい、曲の時間が少ない。
先生いわく「基礎練習は1回で通るように」とのこと。
家でもっと効率のいい進め方、やり方を考えねば。
曲は今日も1曲しか出来ず、あまり進まず。
レッスン終了の後、今度は2つ下の女の子、毎朝ボーイングに1時間かけてから幼稚園に行っているという通称「ボーイングっこ」のNちゃんのレッスンを逆に公開レッスンで見せてもらう。
なにしろ構えが微動だにせず、ボーイングが一直線、なかなかのものである。
次男も食い入るように見ていた。
刺激になればいいのだが。
ということで今日も2人でレッスンを受けて帰った。

■2006/06/19 (月) ヴァイオリン・レッスン

次男のレッスンに付き添う。
今日はひとりで電車に乗ってきたので駅まで迎えに行く。
レッスンが始まると前のレッスンの年中さんの女の子のお母さんがレッスンを見せてくださいと言うので、どうぞどうぞということで始まる。
先生は、公開レッスンね、と言うと次男もまんざらではなさそうな顔をする。
そういうところは臆さない子だ。
最初の方は順調だったが、リーディングのコンチェルトで細かいところが甘い。
先生のチェックが随所に入る。
この辺で前の子はお帰り。
とにかく宿題の量が多いので、今日ももう1曲の方は出来なかった。
帰りは二人でヴァイオリンを背負って帰る。
いつかはひとりでいく日が来るのだろうな。

■2006/06/13 (火) ヴァイオリンのレッスン

今週も次男と続けてのレッスン予約だったので、先に自分が受けて、後半子供がひとりでやってきて、また二人そろってのレッスン日だった。

次男は今回はまだ左手の3と4の指の運動性の問題、ヘッドの下がり、ボーイングの不確実さと問題山積みだが、一応2曲課題を与えられコンチェルトと呼ばれるものまでなんとか教えていただけるようになった。
今が基礎力をつける時期なので、毎日みれるだけみてやりたい。

■2006/06/05 (月) ヴァイオリン・レッスン

今日は久しぶりに(2月以来)ヴァイオリンのレッスンに行った。

そのあと次男が続けてレッスンを受けるので保護者の立場で付き添った。
7歳の子のモチベーションを上げるということは大変なことだとつくづく思う。
家でもみれる時はそろそろお稽古からレッスンという意識に切り替えて、厳し目な姿勢で臨みたい。

■2006/05/03 (水) 熱狂の日@国際フォーラム

昨年はベートーヴェン祭りだった”熱狂の日”が今年はモーツァルト生誕250年記念でモーツァルト祭り。
次男と大ホールで交響曲第39番とヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」を聴いた。
シンフォニーでは次男がこっくり、コンチェルトでは自分がこっくり。
「パパ、寝てたね」といわれてしまった。
次男もヴァイオリン・ソロは面白いらしくしっかり見ていたようだ。
GWののどかな一日。

■2006/04/01 (土) 練習

久々になにもない休日。
夕方次男の練習。
チューニング中、A線が切れた。
前に使い古したもので代用したが、もう寿命だな。
昨日よりは曲も曲らしくなってきた。

2006/03/19 (日) そりゃ、練習したからね

次男の練習は11時から始める。
今日はスムーズに練習は進み、最後の「ベートーヴェンのメヌエット」はピアノ伴奏を弾いて合わせてみる。
「パパ、昨日よりうまくなったね」と言われ「そりゃ、練習したからね。君もがんばりな」「うん」。

2006/03/18 (土) 音楽性

次男の練習を久々に見る。
いろいろな表現を使ってヴァイオリンのテクニックよりも音楽性をどう伸ばすか、を中心にレッスンする。
テクニックは専門の先生にみてもらうのが一番なのであまり細かいことは言わないようにする。
やはり例えを入れてあげるとわかる様で耳も傾ける。
何でもそうだよな、と改めて思う。

2006/02/19 (日) 積み重ね

昼前に次男の練習を見る。
昨日よりそれぞれが上達し、とりあえず今週分のメニューは明日からは妻の監督の下やれるようになった。
まだまだいろいろあるが、こちらも少しずつ積み重ねていけばいい。

2006/02/18 (土) 1週間ぶりに練習を見る

そのあと次男のヴァイオリンの練習を見る。
まず今週のレッスン・ビデオをみて今回の課題を認識する。
スラー・レガートができず先生のところで始めて涙を見せたシーンが映っている。
注意されてというより自分に対して悔しくてという感じなところがなんかかわいい。
次回からはレッスン本「ウォールハートの第1巻」も増えて宿題が多くなり、難易度も上がってきた。
やはりすぐには出来ないところも増え、そのたびに悔しくて涙ぐむ。
しかし、それでも最後までやった。
明日も午前練習ということになりそうだ。

2006/02/15 (水) レッスンでも泣きが・・・

帰宅すると次男がレッスンで初めて泣いた、とのこと。
弾けなくて悔しかったかららしいが、先生が察して次の曲にいってくれたので収まったらしい。
泣いたといっても目に涙をためて、本人は気が付かれないよう右腕で涙をぬぐったらしい。
なかなか頑張っているなと思い、頭をなでてあげた。

2006/02/12 (日) 泣きが入るが・・・

出かける前に次男の練習を見る。
今日も弾けない箇所があり泣きべそをかくが、全曲をほぼ理解できて弾ききり満足した様子。

2006/02/11 (土) 今日も次男の練習

次男の練習を見る。
昨日より進歩しており(さすが子供だ)、音に自信がついてきた感じ。
この調子で今週もいけば次のレッスンも期待できそうだ。

2006/02/10 (金) 次男の練習

夕方次男がヴァイオリンのレッスンなので、昨日の先生とのレッスンのビデオを見てから練習を見る。
今回は前回の宿題が全部OKになったので、新しいものばかり。
ちょっと前の倍くらいの量の宿題が出るようになった。
今日は譜読みという感じでやったが、スケールや練習曲は大体初見で弾ける。
ちゃんとした曲は2曲だが、リズムの難しい部分はすぐには出来ず、それが悔しくて泣く。
毎度のことながら「だんだん難しくなっていくのだからすぐ出来なくて当然」と言い、とりあえず全部通してみた。
こうした積み重ねが将来自分の中で大切なものとして育ってくれればよいが。

2006/02/05 (日) ほのぼのとした休日

皆でおやつの時間。
しばらくして次男のヴァイオリンの練習。
今日は昨日の復習+曲の作り方(表現の仕方)をいろいろなことに例えて教える。
すこーしずつ理解の兆しあり。
曲の出だしを大切にするようになってきた。
最後は宿題の2曲をピアノと合わせて録音。

今日もまたほのぼのとした休日が過ごせた。

2006/02/04 (土) レッスン・ビデオ

午後はCD聴いたりゆるゆると過ごし、夕方次男と木曜のレッスンのビデオを見て復習し、練習に入る。
構えがこのところ良くなってきたので音も大きく逞しくなってきた。
問題は弓が流れてしまうところと左手の無駄な動き。
これを徹底して注意したところ最後のほうはだいぶ改善された。
この調子でいってほしい。

■2006/01/29 (日) 次男とレッスン

夕方次男と彼の前日のレッスン風景のビデオで注意点を確認してからレッスンを始める。
今週の課題は「姿勢」。
先生の言葉を言い換えて、人ごとのように弾くのではなく、自分の左肩周辺に音楽を作り出すように集中するんだ。
そうすれば、それがまわりを引きつける、ということを言って実演してみせると「すごくよくわかった」と言う。
やらせてみると確かにそういう意識をして弾いている。
数週間前とは別人のような楽器の鳴り方がするようになった。
しかし、「すごく疲れる」と言う。
それは当たり前、それが長く集中できるようになるとすごいんだ、「そうなるように頑張る」。
なかなか子供はこういう言い方では理解しないと思ったが、次男はこと音楽に関しては飲み込みが速い。
親バカかもしれないが、こういう長所を伸ばしてあげたいと思った。

2006/01/15 (日) 次男のレッスン

今日は予定がないので、次男のレッスンと自分の練習をした。
次男はまたたくさん宿題が出ていて、ヘ長調の曲が1曲、新しく変ロ長調に入り、スケール・分散和音+2曲。
セヴシックの基本教則本もあるので、一通りやると1時間強。
今回は前回のレッスンのビデオを最初のセヴシックの部分を観てから練習、そこで中断して後半の曲の部分を観てからまた練習というやり方をしたので2時間かかった。
前より同じ時間を使うにしても余分な時間は少なくなり、実質弾いている時間が増えたのは体力的にも精神的にも耐久力がついたからではないかと思う。
今週は仕事が忙しいので次回のレッスンまでは妻に見てもらうことになるが、確実に上達していると思うので大丈夫でしょう。

2006/01/10 (火) ドン・ジョヴァンニからのメヌエット

次男が弾いていた「新しいヴァイオリン2」のドン・ジョヴァンニからのメヌエットは第1幕の最後に登場することを通勤時のウォークマンで聴き、さっそく帰って次男に聞かせようと思ったらもう寝ていた。
仕方がないので彼が聞きたがっていたクラシック曲を集めたCD-Rを作成した。
モーツァルトの交響曲第25番、ハンガリー舞曲、ブラームス4番、マイスタージンガーなどなど。
結局寝るのは12時過ぎになってしまった。

2006/01/09 (月) 今年はマジ・モード?

夕方は次男がなかなかヴァイオリンの練習を始めないので、自分の練習をする。
一昨日のレッスンの内容を思い出しながら細かいところを気をつけて弾くと1時間かけても半分までしか終らない。
モーツァルトの奥の深さを改めて知る。
やっと、次男も練習を始めたので、今日はコンパクトに集中して、休憩なしで50分びっしりやらせる。
大分疲れたようだが、そろそろ3年目に入るので今年はマジ・モードでやるつもり。

2006/01/07 (土) 初レッスン

今日から3連休で、できるだけ体を休めたいと思うが、午前中は病院+図書館。
午後は次男のレッスン付き添い+自分のレッスンということであまり休養にはならない一日だった。

次男のレッスンは最近は右手の雑さがだいぶ丁寧さに変わってきて、進歩が伺えるが、今の課題は
・右手のひじの高さ(G線などのときの上げ方がまだまだ)
・体全体がまだふらふらしていて弾いていてねじれてしまう
というあたりが基本的なところだ。
これが改善されるだけでまた次なるステップに入っていけるように思えた。
先生も最初は前回の指摘が成果となって現れているので「よくできている」とのことだったが、新しいことを教えるときは厳しく、「それではダメ!体をフラフラさせない!」と愛のムチも厳しくなる。
ロジカルに厳しくされることも子供には大切なことかと思うので、そうした大人が少なくなっている昨今、これは彼にとって試練であり、また何かを成し遂げていくための過程を経験できるいい機会なのだと感じた。

2006/01/01 (日) 謹賀新年2006

謹賀新年。

弾きぞめは例によって次男との通常のレッスン。
今年からヴァイオリンも3年目に入る次男は、
・これまでの基本はもう言われないでもできること
・すぐに休憩を取らないで持続力を強化すること
・ただ弾くことから音楽のイメージを表現すること
を今年の目標と課した。

2005/12/25 (日) クリスマス・レッスン

夕方妻子が帰宅し、次男のレッスンをみる。
曲がまた新しくなり、ベートーヴェンの「トルコ行進曲」とモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からの曲。
毎週目標を立て、項目を列挙しチェックしてから始めるようになってから、大分飲み込みが速くなってきた。
1.弾く前
 ・立ち位置
 ・体・首の向き
 ・肩に乗せ、左肘を入れる
 ・ヴァイオリンが下がらないこと
 ・弓の持ち方の確認(小指)
2.ボーイング練習
 ・各弦をゆっくりと、弓の返しに気をつけて
 ・均等な大きな澄んだ音で
 ・弓と弦の交差の位置を常に確認し、弓が流れないように
とここまでは毎回同じで、
3.セヴシック教本
 ・同一弦上での音程練習(簡単なようで結構難しい)*上記注意を守って10回
 ・移弦を伴う3度音程の練習 *今週はイ単調 上降下降5回
 ・移弦を伴う2重音の練習 *今週はイ単調 上降下降5回
 3は最初ひとりで弾かせ途中一緒に弾き、最後はまたひとりで弾く。
4.新しいヴァイオリン教本2
 ・ベートーヴェンの「トルコ行進曲」
 ・モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からの曲 
  上記それぞれ
  最初ひとりで聴く。
  次に弾けなかった箇所を集中的に繰り返す。
  全体をつなげて弾く。
  一緒にユニゾンで弾く。
  ピアノと合わせる。
以上で大体1時間。
休憩はほとんど取らないから以前の倍以上の密度になったのではないかと思う。

2005/12/18 (日) 次男との一日

午後は妻・長男が外出なので次男と部屋でCDを聴いたり、電車のペーパークラフトを作って過ごす。
15時頃から早めにヴァイオリンの練習をしようということになり、昨日と同じように練習をする。
今日のほうが良くなっている。
「きよしこの夜」も後半部をやってみる。
この曲からヘ長調になるので、変ロの音の練習フレーズを入念に行う。
ピアノ伴奏で「きよしこの夜」、ヴァイオリン二重奏で「ユダス・マカベウス」を録音してみる。
録音となると急に緊張してしまい間違えるので、これは定期的にやって一発勝負の度胸もつけさせておこうと思った。

2005/12/17 (土) 自宅レッスン

帰宅後次男とレッスンをする。
最近はシャキシャキと進めるので前のように無駄な時間がなくなり1時間で収まるようになって来た。
「ユダス・マカベウス」(表彰式の音楽)、「きよしこの夜」が宿題でが、たいていそのまえのセヴシック教本で半分は時間がとられてしまう。
彼の今の最大の課題はボーイングで、とにかく返しの丁寧さと、大きくきれいな音、肘の角度を常に考えて弾くように注意。
左手の音程はまずまずだが無駄な動きが多いのでこれも最小限の動きにするように指摘する。
音ひとつ弾くのも大変な注意が必要だということを少しずつ解りかけてきているようだ。
明日に期待しましょう。

2005/12/15 (木) レッスン付き添い

今日は午後病院のため午前中で帰宅。
病院終了後、次男のヴァイオリンのレッスンが夕方からなので付き添っていく。
先生に会うのは11/19の発表会以来。
子供の方はその後もレッスンは続いているが、こちらはそのあとも演奏会やらがあり、ご無沙汰していた。
今日の先生はまた一段と厳しく、細かい部分をチェック。
次男は解っているのかわかっていないのか同じ間違いを繰り返す。
思わず「先生の言うことをよく聞いて!」と言ってしまった。
少し凹んだようだが、最近ちゃんと家で見てあげられなかったので、今度の週末はきちんと状態をチェックしてあげようかと思う。

2005/11/19 (土) ヴァイオリン教室発表会

今日はヴァイオリン教室の発表会で妻と次男と9時過ぎに家を出る。
場所は成城学園の砧区民会館ホールである。
10時半に楽屋入りし、次男との二重奏や各自の発表曲の練習。
11時半から次男のリハーサルが始まり、二重奏、ソロと2回ずつリハを行う。
とりあえずなんとか大丈夫そう。
12時半から自分のリハが始まる。
反響板が降りてきてステージらしくなる。
エックレスを全楽章通し、2,3点伴奏の先生と確認してリハ終了。

ロビーに出ると遠方から義父母がお越しくださり、お礼を言う。
昼食は近くの蕎麦屋で食べるが、次男は緊張のためか食が進まない。
会場に戻るとちょうど開演のベルが鳴る。
最初はピアノの発表。
子供中心の発表会なので本当に小さい子も出ているが、頑張っている。
ヴァイオリンは大人は3名出場なので場違いさからは解放される。

時間になり、まず子供の発表で舞台袖で控える。
次男は緊張感がありありで、何度も手のひらがぐっしょりになるのを拭いてあげる。
出番となり、ステージに登場する。
最初の二重奏「ロシア舞曲」は子供の合図で始まるが上手く入れた。
多少間違えたが大筋練習どおりの演奏が出来た。
一度袖に引っ込み、子供だけでハイドンの「アンダンテ」。
ちょっと音を間違えたが、構成はしっかりできて無事終了。
戻ってきて、疲れたけどできてよかった、との感想。


そのあと2人おいて自分の演奏。
第1楽章はリハの時より表現することが出来たように思った。
第2楽章はピアノとのテンポ感の相違が少し出てしまい、1音外すが最後は決まる。
第3楽章はダイナミクスも思ったように付けることができた。
問題は第4楽章で、入りは上手くいき楽譜の最後の2段目の最後の小節で、集中力が一瞬切れた感じでクラッとする。あっと思った時はちょっとずれてしまい、最後はピアノとはずれたまま終る。
痛恨の一瞬だった。
終った後ピアノの先生が「フォローできなくてごめんなさい」と言ってくれたが、自分の責任でありいかに集中力を最後まで保つことが難しいかを痛感した。
客席で聞いていた義父母や母は「そんなの全然わからなかった。よかった!」と言ってくれたが、妻は「やってくれたわね」とすっかり解られていた。
ま、これを教訓にして今後に生かしていきたい。

帰ってからは長男も交え、ボージョレ・ヌーボーでとりあえず打ち上げ。
来週は第九だ。

2005/11/16 (水) 次男のレッスン-発表会前最後の仕上げ

妻の代わりに次男をレッスンに連れて行く。
二重奏の練習もあるので、ちょうどよかったかな。
このところ次男の練習をあまり見ていなかったが、セヴシックの3度の和音の精度が高まっているのに驚く。
この歳でこれだけ音程が取れていれば十分に思える。
二重奏は入りの練習と全体練習、細かい部分のピックアップ練習、最後にピアノを入れての本番用の練習。
多少ブレるところはあるが、一応は仕上がった。
最後は次男のソロ曲「アンダンテ」、ハイドンの「びっくりシンフォニー」の2楽章である。
最初の通しでは緊張して多少間違える部分もあったが、先生に細かい部分の注意を受け、最後の通しでは大体完成。
最後の3つの音の弾き方を再度教わり終了。
この3週間あまりで当初よりかなり上達したと思う。
あとは土曜の本番に向かって最後の自宅練習。
帰り道焼き鳥屋さんでお持ち帰り用10本を買う。
しんしんと冷え、冬の寒さが伝わってきた。

2005/11/02 (水) 二重奏合わせ

休んだついでに?夕方は大分回復してきたので子供をレッスンに連れて行く。
先生も発表会が近くなってきて、結構厳しく細かいところをチェックする。
次男は返事だけ良くなり「はい!わかりました!」と言うが、また間違える。
とにかく回数を弾いて本番までに200%の出来にしておかねば本番では半分も力を出せないだろう。
二重奏も見てもらったが、自分の方ももっと大きな音で大丈夫とのこと。
あとでビデオをみると確かに小さい音で弓をちびちび使っていると音楽自体が萎縮した印象に聞こえる。
思い込みを早めに改善できたのでよかった。

2005/10/31 (月) 自宅でのレッスン

帰ってから次男のレッスンを見る。
セヴシックの練習曲を3通りのボーイングで各10回計30回弾かせる。
偶数回目は一緒に弾く。
これだけで1時間近くかかりへとへとになったようだが、オケの練習で繰り返しで身体に染み込ませることに開眼?したので子供にはさらに有効ではないかと思ってやらせてみた。
「新しいヴィイオリン2」のCのスケールは4回ずつ、18番は2回と軽くして、発表会の2曲まず「アンダンテ」から。
リズムは安定してきたが、左手の使ってない指がだんごになる、弓が直角でないときがある、右肘の上げ方が足りない、ヘッドが下がる・・・とにかくたくさんのことに注意をしてやらなければいけないのでまだまだ課題は多い。
とりあえず最後にピアノと合わせ終了。
最後にヴァイオリンニ重奏「ロシア舞曲」。
1回やってみるが自分も子供も間違えてしまいボツ。
気を取り直し集中して2回目は最後まで通る。
ややあやしげな音程、リズムを改善して本番に持っていきたい。

2005/10/27 (木) 次男のレッスンビデオ

帰宅後子供のレッスンの結果を聞く。
「もっとていねいに」といういつもの注意が今日もあったそうだ。
比較的真面目だったとのことなので、レッスン・ビデオを観てみよう。
今度の先生になってからレッスンの様子が録画できるので、進行状況がわかり助かる。
もう少しすれば長い曲も弾けるようになって、興味も増すのではないかと期待している。

ビデオをみてみると今日の先生最初はかなり厳しい。
「ちゃんと用意をして!」「首は横向いて!」「シャカシャカしない!」
しかし、次男も受け答えをいつもよりしていて最後の方はかなり良い内容になってきた。
厳しい中にもう少し和やかさが出てくると(同伴の妻含め)もっとレッスンの室が良くなるのではという気がする。

 レッスン風景

2005/10/23 (日) 発表会モード?

帰宅後は次男の練習に付き合う。
妻があらかた見ておいたので、最後の通しの練習と、新しいセヴシックの重音の弾き方の指導。
そのあと昨日のレッスンビデオもみたが、構えは悪くないが、身体がクネクネした感じなのはまだ一本芯が通っていないような気がした。
先生が言っている「曲として完成させる気持ち」が希薄で、それにはなにかモチベーションが必要なのだろう。
発表会に出てみて思い知るのか、できればその前にその何かをつかませてあげたい気はするのだが。

2005/10/20 (木) 自宅レッスン

子供のレッスンをみる。
ひとつひとつの音を大切に弾くことを諭すが、複合的な要素があるためすべてを満たすのはとても難しい。
構え(身体の向き、顔の向き、トップの位置)、左手の音程、弓で弦を弾く場所(駒と指板の真ん中)、弓の毛を弦に全面当てる、弓と弦は常に直角を保つ、音量(音圧)は大きくしかし汚くならないように、・・・自然に出来ているものもあるが、気をつけないと崩れるものもある。
いずれにしてもとても難しい楽器である。
発表会の曲はソロ、二重奏ともとえりあえず形にはなったが、まだ危なっかしい部分があるので、本番までにとにかく最善の形になるまで練習を続けるよう、子供の意識も上げていきたい。

2005/10/17 (月) 二重奏練習

夜は子供と発表会で弾く二重奏の練習。
まず子供に自分のパートを弾かせ、ピアノとユニゾンで覚えさせる。
それからひとりで自分のパートを弾かせる。
次にピアノで伴奏部分を弾き二重奏で弾く。
最後にヴァイオリン同士で二重奏を弾く。
こんな手順でやっていったら大枠は弾けるようになった。
あとは引っかかる部分の精度を上げていくことだろう。

 二重奏の練習風景

2005/10/16 (日) 二重奏初合わせ

次男のレッスン、今日は二重奏を初めてさらってみた。
まだ曲を覚える段階だが、初見でまあまあ弾けるので1週間ほどで仕上がるのではないかと思う。
アンダンテのほうはまだテンポが安定していないので、メトロノームなどによる補助が必要。
あと曲を弾く時必ず頭の中で音階を歌うこと、が徹底していない。
ボケーと弾いている時はたいてい間違える。
音階!と最初に釘をさすと大体上手くいく。
これが条件反射になればいいのだが(自分でやってみると結構難しい)。

2005/10/13 (木) 発表会に向けて

次男はレッスンに行ってきて、細かいところを徹底的にやるようで、宿題の積み残しが何曲かあるとのこと。
今日からレッスンが30分から45分に延長になったが、実質1時間やったとのこと。
先生も発表会に向けて大分気合が入ってきたようだ。

2005/10/12 (水) 調整

会社から戻ると子供がまだヴァイオリンの練習をしていたので少しみる。
少しずつ発表会モードに入ってきたらしく、何回も自主的に練習している。
夕方ヴァイオリン工房に行って調整してもらったそうだが、テールピースにアジャスターがひっかかり、雑音を出していたのですこしいじって3分で終了したとのこと。

2005/10/10 (月) 次男の別レッスン?

次男と千鳥町の昔のヴァイオリンの先生のお宅に行く。
目的は今度コンクールに出る小5と小3の女の子のピアノ伴奏つきレッスンを見学するということであったが、その前に50分ほど時間があるので次男のヴァイオリンを聴かせて欲しいとのことだったので、お言葉に甘え先生に聴いていただいた。
先生いわく「いい先生についていると思う。たいてい変な癖がついているのだけどそれがなく、とてもセンスもいい。右手の練習を考えながらやると伸びていくと思う」という聴いていただいてよかったと思えるコメントだった。
もちろん全てがいいわけではないけど、やってきたことは無駄ではなかったという安堵感もあった。
次男も臆することなくいつもより堂々とした構えで音もちゃんと出ていたように思う。

そのあと小5の女の子がきてブルッフ1番の3楽章、ヴュータンの4番の1楽章を弾く。
音にハリがあり、スケールの大きさを感じさせる演奏。
塾に通いながらのコンクール挑戦、がんばってほしいところである。
次の小3の女の子は今回もお母さんと妹と来ており、去年聞いたときは1/2に変えたばかりでリズム感がいいなと思ったが、今回はヴィニアフスキー2番の1楽章とバッハ2番の1楽章でぐっと大人の演奏になった。
表現の幅が増えたが、リズム感はやや後退し、スケールもこじんまりとした印象。
しかしあの難曲でそれ以上を求めるのは酷というものか。

次男はというと、2時間のレッスン見学は地獄のような時間だったらしく、もぞもぞ、アクビ、トイレとなんとか乗り切るのに苦労した。
まだまだ人の演奏を黙って聴くというのには早過ぎるようだ。
でも、女の子たちが出るコンクールは聴きに行く!と張り切っているので少しは得るところがあったのだろうか?
帰ってから妻と撮ってきたビデオをみながら、自分が子供の頃習っていた先生に見てもらえてよかったわね、と言われ、そういえばなかなかそういうこともないよな、貴重な経験だなと思った。

 K先生宅

2005/10/09 (日) NHK合唱音楽コンクール&弦の張り替え

私が卒業した、そして今次男の通っているO岡山小学校がNHK合唱音楽コンクールで3年連続金賞受賞というのをTVでみて、すごいねぇ!と感動。
ピアノのTさんの話では音楽のM先生の執念よ、とのことだが、それにしても並み居る強豪を抑えて公立校が3年連続全国1位というのは快挙だ。

そのあと次男のヴァイオリンのレッスンと弦の張り替え。
結局1時間ちょっと練習となる。
発表会の曲も決まったので気合を入れてやりなさい、ということで毎日課題曲は10回弾くことになった。
一人で弾かせたり、ピアノ伴奏をつけたり、ヴァイオリンで一緒に弾いたり、いくつかのパターンでとにかく曲を自分のものにさせるのことがまず第一である。

2005/10/06 (木) お誘い

昔自分がヴァイオリンを教わっていたK先生からメールがきて、今度の体育の日に自分の生徒の発表会前のピアノの合わせ練習があるから見にきませんか?とのお誘い。
おまけに次男のヴァイオリンも聞かせて欲しいというのでありがたく行かせていただくことにした。

2005/10/06 (木) ヴァイオリンのサイズと発表会の曲目

帰宅後次男の本日のレッスン状況を聞く。
結局1/2は左手は大丈夫だが、右手のボーイングが1/4でよくなってきたのに、弓が長くなることによってまた最初からみていかなければならない、ということで今回の発表会は1/4で行うことに決着した。
先生いわく「楽器が小さい方が扱いやすく、機械的に身につけなければいけない技術がはやく習得できる。HIBIKIくんは言われたことはすぐできるので、大きい楽器で苦労するよりそうしたことをどんどん吸収させるのが先決問題だと思う」
なるほどね、ということで納得。
発表会の曲はピアノ伴奏でハイドンの驚愕シンフォニーの2楽章「アンダンテ」+私とのヴァイオリンニ重奏で「ロシアの舞踏」ということになった。

2005/09/29 (木) 次男のレッスン報告

夕方帰ると、次男のレッスンの報告で、11月の発表会に向けてサイズを大きくしてトライしてみましょうとのこと。
ようやく4月に購入した1/2サイズが日の目をみるか?
レッスンのビデオをみると、最初の頃に比べ右手の扱いがとても丁寧になっているのがわかる。
今の課題は左手の指の押さえ方で、現にまたがらないで指を立てることによりひとつひとつの音の粒立ちをよくすることだそうだ。
とりあえず1/2サイズに変えるので、音程などわかるところはチェックしておこう。

2005/09/23 (金) 自宅レッスン

夕方は次男にサイズの大きい1/2のヴァイオリンを数ヶ月ぶりに弾かせてみる。
かなり楽そうに弾いている。
体も少し大きくなり、基本の構えも出来てきたので前のような苦しさはないようだ、
これも発表会に向けて楽器を変えるか先生と要相談である。

■2005/07/23 (土) 次男のレッスン

夕方次男のレッスンを見る。
左手のポジションを取るための親指の位置を確認し確実に正確な音程を取ること、右手の弾く弦に合わせた肘の高さ、弓の毛を均等に弦の上を引くための右手の小指のコントロール。駒と指版の真ん中に垂直に弓を当てること、弓の速さを調節し、音を均等に割り振ること、弓の返しのときに不要なアクセントを入れないこと・・・たった2段の練習曲を弾くだけでこれだけの注意が必要。
しかし、それ以前の問題であったヴァイオリンの構え、体は正面を向き首をやや傾け顎と鎖骨でヴァイオリンをはさむというのは肩当なしで自然にできるようになったのはたいした進歩である。
2年目の決断は正しかったと思っている。

■2005/07/20 (水) ヴァイオリン・レッスンの付き添い

夕方は妻の変わりに次男をヴァイオリンのレッスンに連れて行く。
自分としては先生に会うのは2ヶ月ぶりくらいになるので、「お久しぶりー!」という感じ。
次男もしごかれているが、本来のヴァイオリンの基本レッスンということで自分でも勉強になるし、子供を教えるという観点からもいろいろなポイントがあるものだと感心する。
次男も最初に行ったころのコチコチの硬さは取れて、先生ともいろいろ話すモードに変わってきてたので安心した。
帰りは夕飯の焼き鳥を買って帰る。

■2005/07/18 (月)

夕方は次男のレッスン。
だいぶ音がしっかりしてきた。
やっとヴァイオリンの音になってきたというところか。

■2005/07/10 (日) 前橋汀子@サントリーホール

退院後ややキツかったが、前にチケットを買ってあった前橋汀子さんのヴァイオリン・リサイタルをサントリーホールに次男と聴きに行く。
昼はアークヒルズのラーメン屋に行こうと思ったのになんと全館休館。
仕方ないのでANAホテルのハンバーグステーキを食べる。
1500円で済むはずが4700円の出費!予定外。
リサイタルはステージの裏側の一番前で慣れるにしたがってだんだん音がよく聞こえてきた。
前橋さんが調音でピアノより半音高く合わせていることに驚く。
しかし今度の練習で試してみよう。
確かにピアノにジャストに合わせるより響き的にはブリリアントな効果が得られるように感じた。
次男は前半中盤のフランクのソナタから熟睡。
休憩中も起きず。
後半になって皇后様がお忍び?でいらっしゃられ、拍手が起こったところで寝ぼけ眼をこすりながら起きる。
いつの間にか前橋さんのドレスの色が変わっているので気づいたようだ。
「おなかいっぱいいい気持ちだった」と。
演奏は尻上がりによくなり、ファリャのスペイン舞曲、序奏とロンドカプリチオーソは圧巻!
アンコールも3曲応えてくれた。
前橋さんというとスーッとしたガラス細工のようなイメージを持っていたが、実物は褐色の弾丸(失礼)という感じでピチピチとした溌剌としたヴァイオリニストだった。

■2005/07/02 (土)

午前中2日ぶりにヴァイオリンの練習をして、午後は子供のレッスンをする。
本人も自覚してきたのか最近進歩を感じる・・・というのは親の欲目か。

■2005/06/04 (土)

練習予定のない数ヶ月ぶりの土日である。
妻が長男のPTAにでかけたので、午前中は次男のレッスンを久々に見る。
音が前より格段に安定してきた。
やはり構えをきちんと学ぶようになったからであろう。
先生と楽器が変わったことが、やはりひとつの転機だったのかもしれない。
昼は次男の好きなラーメン屋に食べにいく。

■2005/05/25 (水) 1/4サイズ購入

家に帰ると、実はあるところから手に入れた1/4サイズのヴァイオリンが届いている。
やはり楽しく上達してほしいと思い、早急に送ってもらった。
1/2と弾き比べると、やはり1/2からが大人の音の出る大きさなのだなということがわかる。
しかし、この1/4悪くない。
弦をトマスティークのVISIONに張り替えると結構鳴る。
次男に弾かせると、やはり1/2は大変だったのだろう「すごく楽」と言う。
弓はおまけと言っていたとおり毛の不揃いとかが気になるが、とりあえずもう一度基本に帰ってやり直せば弾けるようになるのではないかと、親バカながらに思う。
しかし1ヶ月で2台分数ヴァイオリンを買うとは思わなかった。

■2005/05/23 (月) 次男のレッスン再開

本日は午後は半休し、次男のヴァイオリンのレッスンに妻を連れて行く。
新しく始めるために今後の定期的なスケジュールなどを決める。
レッスンのほうはやはり1/2サイズは大きいように思える。
本人の肉体的負担が大きくすぐに疲れてしまう。
先生も本当は体に合った楽器で練習するのが一番上達するのだけど、と・・・
とりあえず構えを徹底的に復習、弓の使い方もちゃんと弾くようにとの指示。
前の先生とのレッスンとはまるで雰囲気が違い、子供も真剣モード。
妻も後からレッスンらしいレッスンだけど、あの子持つかなぁ?とやや不安そう。
とりあえず楽器のことを再考する必要がありそうだ。

■2005/05/01 (日) 諏訪内晶子@東京国際フォーラム

昼前に自分と子供のヴァイオリンの練習をして、午後は夕方から一昨日行った”熱狂の日音楽祭2005”の最終日に次男と出かける。
同じホールで同じベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
今日のソロは諏訪内晶子さん。
席は26列目左側端っこだがまあまあいい位置。
6歳の次男も8回くらいあくびしながらもおとなしく聴きとおした。
今日の演奏は伝統的なこの曲の解釈という感じで、楽譜どおり忠実に諏訪内さんとしては重いトーンでのベートーヴェンを感じさせるものだった。
この人の演奏は今まで繊細さが先立っている感があって3回行ったコンサートで満足できるものはなかった。
今日の演奏がベストではないかと思う。
カデンツァは庄司さんと同じクライスラー(このカデンツァに限って言えばものすごいスピードで駆け抜けていった)だった。
3日間で2人の著名な若き女性ヴァイオリニストの同曲を聴き比べたが、どちらもよかった。
新鮮さという点では庄司さんに軍配が上がり、次なる円熟へのステップを踏み出したかな、という点では諏訪内さんも初めて納得できた。

帰りは子供と会場でデザートを食してから帰宅した。

■2005/04/30 (土) 自宅練習

今日は午前中次男とのレッスン。
昨日の先生のレッスンを踏まえてボーイングの改善、左手の位置の改善を重点的に行う。
子供も前の先生のように甘えられないというのはわかったようだが、それでも今度の先生も気に入ったらしく、これからは真面目に練習して上手くなると言う。
さすが小学生!と妻とやや感心する。

■2005/04/29 (金) 2度目の初レッスン

今日はお昼に次男を連れてK先生のヴァイオリンのレッスンに行く。
まず自分のドッペルをみてもらう。
またいくつかニュアンスの点で指摘を受ける。
段々細かく要求の難易度が上がっていくようだ。
でもその微妙なところがヴァイオリニストらしくなるか、素人芸かの分岐点なのだなと思う。

後半は次男のレッスンをしてもらう。
勝手にニ長調の2オクターブ、分散から始め、ハ長調のセレナーデを弾くと言う。
先生は、何でもいいわよ、と言いつつ、左手のポジションの不安定さをすぐに指摘し、押さえて無駄に動かないように直してくれる。
右手のボーイングも、ギーッというくらい思い切り弾いてみて、と指示。
先生が右手をサポートすると音量が倍くらいになる。
次男もコツがつかめたらしく、1人で弾いても大きな音が出るようになった。
そして教本の各練習曲がどういったテクニックを身につけるためにあるのかも丁寧に解説してくれた。
ただ譜面づらが弾けるだけではダメだなと言うこともわかった。
小さい子に対しても非常に効果的に教えていただける感じだった。
練習後、やはり基礎をしっかりやっておかないと大きくなってからも音楽の幅がぜんぜん違いますよ、と言われる。
確かにそのとおりだと思った。
親子ともどもお世話になるかな。

■2005/04/26 (火) 悩み中

少し早めに帰り子供のヴァイオリンのレッスンを見る。
スケールをやらないで曲ばかり先に進んでいるので、ちょっと基本が崩れてきている。
ハ長調の2オクターブのスケールを徹底的にやらせ、全部の弦を使って弾かせる。
最初はヨタヨタモタモタだが、次第に音程感覚がわかるようになってきた。
ここで先生を買えて位置からやり直す方が本人のためにいいのかな、とまだ悩み中。

■2005/04/25 (月) 次男のヴァイオリンの先生

子供のヴァイオリンの先生が突然教室を辞めるということになり、これからどうしようかというところである。
いくつか教室を当たるのと、自分の先生のところにも連れて行ってみようかと思う。
そろそろ音楽として楽器をやっていく年齢になってきたのかなということで、少し鍛えられる環境がこれからは望ましいのではないかと思っている。

■2005/04/24 (日) 1/2サイズのヴァイオリン購入

シマムラ楽器で次男のヴァイオリンをみる。
1/4と1/2を数本ずつ用意していてくれた。
本人はやはり1/8から1/2はかなり大きくなった感じで「弾きにくい」とのこと。
1/4はあまり見た目も変わらず「弾きやすい」。
しかし、明らかに1/4は子供のヴァイオリンの音で、1/2は大人のヴァイオリンの音で、音量もかなりちがう。
弾きやすい1/4を頑として譲らないので、いったん後日またということで店を出る。
駅に向かう途中「でもあの1/2のレッド・ヴァイオリンはいい音だよね。次に行ったときはなくなってるかも」というと態度を急変し、「あのレッド・ヴァイオリンにする!」。
急遽引き返し1/2を購入。
家に帰り弾き始めると、やはり全然音の鳴りが違い、本人も「ぜんぜん弾きにくくないや」と調子がいい。
ひとまず買い替えは終了。
ま、よかったかな。

■2005/04/10 (日)

帰ってから次男のレッスンを見る。
9月の発表会の曲はバッハのガヴォットに決まったそうだが、ニ長調の音階練習は一度もやったことがない。
なんと脈絡のない、と思いながら教本のスケールのページを見つけて指のポジションを説明する。
最初はクセでハ長調やイ長調の指使いになるが、#の位置を楽譜上で確認し、こことここが#だから2と3の指がくっつく、という説明をしたら「なるほど!」と理解し弾けるようになった。
そろそろなんとなくではなく論理的に教えても理解できるようになってきたようだ。
とりあえず音階とガヴォットの最初の繰り返しまでを把握して今日は終了。

■2005/04/07 (木) はやくも4分の1サイズ?

帰宅すると、次男がヴァイオリンのレッスンで9月の発表会には新しいサイズのヴァイオリンが必要とのこと。
8分の1サイズは1年ちょっとの命だった。
次は4分の1サイズかな。
GW中にでも探しに行こう。

■2005/03/17 (木) ガヴォット

次男はヴァイオリンのレッスンで9月に行われる発表会の曲を先生から告げられたそうだ。
バッハの「ガヴォット」。
昨年オーボエとのデュオでやった曲だということを覚えていて「パパと同じ曲だ」と言ったそうだ。
よく覚えているものだ。
それに結構難しいので弾けるのだろうか?
でも楽しみである。

■2005/03/07 (月) A線のペグ

帰宅前次男が練習中にヴァイオリンを落とし、A線のペグを折った。
本人は号泣したそうだが、電車のおもちゃを買うために溜めていた貯金をヴァイオリンを直すのに使う、と言ったのは立派!

■2005/02/26 (土)

午後は次男のレッスンを見る。
ト長調の音程も安定し、課題曲の「メヌエット」もほぼ覚えた。
今日はフォルテに向かうクレッシェンドの表現を教える。
弓をこうして大きく使っていくんだ、と弾いてみると
「なんか、とてもうれしい!って言っているみたいだね」
と次男が言う。
やらせてみるとまだ自然にはいかないが、意味は理解したみたいだ。
次回でこの曲もパスするだろう。

■2005/02/19 (土)

午後は昼寝をし、夕方次男のレッスンを見る。
課題曲は譜面づらは覚えたので、クレッシェンド、ピアノ、フォルテなど表情記号を中心に行う。
できないとフテくされるが、ともかく最後までやらせる。
曲想全体がつかめてきたようなので終了。

■2005/02/13 (日)

夕方になり次男のヴァイオリンのレッスンをみる。
モーツァルトの「5月のうた」というのが新課題曲で、なかなか難しい。
最初にト長調のスケールと分散和音で調整の確認。
久々に一緒にヴァイオリンで合奏してみるが、思ったより音程がしっかりしてきている。
そのあとピアノで音を取りながら少しずつ曲を覚えていく。
最後はピアノ伴奏でとにかく全曲弾けるようになった。(といっても32小節)
ヴァイオリン終了後、最近始めた調音(ピアノで叩いた音を楽譜に書く)は、2和音(ドとラとか)はほとんど聞いた瞬間にわかるようだ。
即答で「ドとラだな」とか言う。
ただ書く方がまだダメで、ドは五線紙の下に一本線を引いてその上に書くということなどがたどたどしい。
でも絶対音感がありそうなのは頼もしい。

■2005/01/16 (日) 引きこもりの日曜日

夕方は次男のレッスンを2時間かけてみる。
ト長調の2オクターブのスケール練習、それを応用した小曲と、いきなりハードルが高くなった。
まだまだ楽譜を初見で弾くことは難しいようだ。
しかしこの第2巻を終える頃には相当弾けるようになっている筈である。

■2005/01/13 (木) 新しいヴァイオリン教本

次男がヴァイオリンのレッスンから帰ってきて2冊目のレッスンのテキストが決まった、と言う。
なんと「新しいヴァイオリン教本2」。
自分が「新しいヴァイオリン教本5」を持っていったら先生に「まだはやい」と言われて、今年またレッスンでやり直し始めたのが「新しいヴァイオリン教本3」。
このままだと1年したら追い越される?
・・・まさかそんなことはないけど、そのくらいになったらすごいなぁ。
「新しいヴァイオリン教本2」の最後のコンチェルトなんか6ページにも渡っている。
しかしそれを弾く息子の姿をみてみたい。

■2004/12/30 (木) ニューオータニ・ファミリー・ランチ

家に戻ってから子供のヴァイオリンの弦を交換する。
糸巻き(ペグ)がややきつかったりゆるかったりなので多少の調整が必要かな。
でも弦をドミナントに変えたら張りが出てきて、低いほうの音がBigToneになった。

■2004/11/23 (火)

帰ってから次男のヴァイオリンのレッスンをみる。
次男は今日は音程が悪いので何回かスケール練習をやらせる。
曲の方は「でんでんむし」で、最近は宿題も1日で弾けるようになり、このレベルの曲をただこなしていくのであればもう次のレベルに行った方がいいようだ。
彼の先生も「来年から新しい本でやります」とのことなので、よくわかっているかな。

■2004/10/10 (日)

東急目黒線の電車の組立てプラモを買って帰る。
次男にいいものがあるからはやくヴァイオリンの練習をしなさい、というと匂いをかぎつけたのがそそくさと練習を始める。
いつになく真面目に練習終了し、はやくちょうだい、というので、あれは饅頭だよ、というとひどくがっかりする。
かわいそうなので、中身を出すと大喜び。
現金なものだが、そういうので釣っていい子でいるのを見るのは楽しい面もある。

■2004/09/26 (日) 雨の日曜日

今日は雨で、また急に温度が下がり疲れもたまり朝寝をする。
なんということなしに子供と遊んだり、ヴァイオリンを弾いたり、レッスンを見たりして過ごす。
レッスン中に子供が熱っぽいことに気づき、妻に言う。
妻はうすうす感ずいていたが、いつものことなのでそれほど心配しない。
熱を測ったら39度もある。
ちょっと前なら大騒ぎになるところだが、この子は翌日ケロリと熱が引くので今回も様子見ということにする。

■2004/09/23 (木)

次男は先週の宿題の2曲はクリアして、こちらも表現の段階に入っている。
ただ弾くのではなく「軽快に」「やさしく、きれいな音で」といったところだが、半年でそこまでいくのだなぁ、と午前中の自転車に続き感心する。

■2004/09/12 (日)

夕方から自分と次男のヴァイオリンの練習。
次男は基本が大分できてきたので毎週新しい曲の宿題が出るが、2日もすれば弾けるようになる。
今はボーイングをまっすぐにして、きれいで大きな音が出るようにするのが課題である。
本人にしてみればはやくヴァイオリンの名曲が弾きたいのだろうな。

■2004/09/04 (土) レッスン&レッスン!

夕方は次男の練習を見る。
一昨日に出た宿題の「チューリップ」だが、もう覚えて弾けている。
左手の1stポジションは安定してきたので、今は弓の使い方に主眼を当ててレッスンをしているようだ。
1スラーに入る音の数によってどれくらいの弓を1音に割当てればいいか、最初はできなかったが今は軽々と4等分、8等分して弾いている。
はやくヴァイオリンの名曲と言われる曲が弾けるようになりたい、と言っているが、このまま続いてくれればそれも可能であろう。

■2004/08/28 (土) 五嶋龍オッデセイ

午後は次男とTVで「五嶋龍のオッデセイ第9回」を観る。
7歳からの演奏のフラッシュバックがあり、11歳まではまだまだという感じだったが、12歳から一変して音がしっかりしてきたのには驚いた。
子供から青年への脱皮というか、その成長は眼を見張るものがあった。

■2004/08/25 (水) 次男のレッスン

次男のヴァイオリンの練習を見る。
今回の宿題は弓の使い方で、上半弓・下半弓だけで弾くのが難しく、最後の最後で間違えて泣きが入る。
悔しいらしい。
見込みがあるということかな。

■2004/08/15 (日) 音楽を聴くこと・やること

日曜は母と子供のレッスンをする日だ。
自分も一緒に弾くことにより基本の大切さを再認識できるので負担には感じていない。
なにより楽器をやっているということは人間の自負心のようなものを満足させるのであろう。
楽器を弾かないが、音楽に関する知識をたくさん持っている人もいる。
そういう人は楽器を弾く人間に何らかのコンプレックスを覚えるようだ、というのは昔から感じていたことだが、音楽は聴くだけではなく、楽器でも歌でも自分で経験するのがどんなレベルであれ大切かなと思っている。
オリンピックではないが、プロの世界というのは想像を絶する訓練を経てたどり着いた人たちの表現の場であり、軽々しく評論なんてできないなと思えるはずだ。
イメージだけで、あれはいい、これはダメだ、というような論調がまかり通っているような気がする。
そしてそれは知らぬうちにそうした無責任な評価の仕方になっていた自分にも当てはまるところである。
自省しつつ音楽に耳を傾け、そこからマイナスでなくプラスの要素をできるだけ見つけていきたい。

■2004/08/14 (土)

1週間ぶりに次男のレッスンをみる。
確実に楽器をコントロールできるようになってきている。
ついでにピアノでハノンの初歩も教えた。
最近ピアノも弾きたがるので、こちらはほどほどに基礎だけ。

■2004/07/31 (土)

レッスンから帰ってから次男のレッスン。
自分がいつも言っている「弓を大事に使う」ということが少しずつわかってきたようで、8音連続のスラーもだんだん音になってきた。
この調子。

■2004/07/25 (日) アンサンブル・フリージアJr@津田ホール

今日も午前中はまず自分の練習をする。
自分の終わると子供のレッスン。
ちょっと前までの3弦にわたるスケールのとき移弦の際に左指があらゆる方向にねじれていたのが、知らないうちに最小限の動きになってきている。
子供の吸収力・成長の速さは恐るべきものがある。

昼食を済ませその次男と千駄ケ谷の津田ホールに島根恵さんアンサンブル・フリージアJrコンサートを聴きに行く。
少し早く着き会場と同時に最前列に陣取る。
http://homepage1.nifty.com/tsuji/Megumi_Shimane/
中三の息子さんがチェロ、ご主人がヴィオラという弦楽三重奏が基本のユニットだが、今回は前半はピアノの方が加わり、ご主人は後半のみ参加。
次男が毎日のように聴いている愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリン、モーツァルトのロンド、トロイメライなど知ってる曲が多いので、初めてのコンサートで子供特有のモゾモゾはするがなんとか最後まで聴き通す。
演奏はとてもよかった。
島根恵さんはバッハの無伴奏で素晴らしいCDを出しているというのは知っていたが聴くのは初めて。
クライスラーも「悪魔のトリル」も安定感のあるテクニックのうえにとにかく音色が暖かい。
全体的にアットホームで行ってよかったと思えるコンサートだった。
終演後は出口で律儀にお客さんひとりひとりにご挨拶している島根さんの前に行くと次男に、「あ、一番前で聞いてくれてたよね。静かに聴いてくれてありがとう」と声をかけてくれた。
次男は緊張のあまり固まったまま。
写真をお願いすると次男と島根さんご一家で写っていただいた。
とてもよい記念になり充実した気持ちでホールをあとにした。

  島根さんご一家と

■2004/07/04 (日) 次男の誕生日&レッスン

夕方気がつくと5時になっていて、かれこれ3時間も練習していたわけだが、次男のレッスンの時間となる。
一昨日先生に教わったヴァイオリンの構え方を次男に試してみる。
ステップ1:立ち位置(並行に立ってから左足を少し前に)
ステップ2:左手の形(腕を下ろしてぶらぶらさせてそのままの形でネックへ持ってくる)
ステップ3:ヘッドの位置(ヴァイオリンの先っぽにライトがついていてそれが譜面を照らす位置に向けて)
ステップ4:弓の持ち方(親指と中指は糊で弓にくっついているけど残りの指は軽く添えて)
これが子供にもわかるような、そして興味を持つようなやり方なので面白がってちゃんとやってくれた。
出てくる音もしっかりしたものになった気がする。
さすがプロの教え方は自然で無理なくいくものだなぁ、と感心する。
今の先生の前で逆に教えたりしないようにと釘はさしておいたが・・・

■2004/06/20 (日) 父の日

次男のレッスンを1時間半みる。
4の指から始まる3つの弦にまたがるスケールが宿題なので悪戦苦闘していたが、分割してテンポを落としてやっていったらだんだん様になってきた。
しかし、年初にはヴァイオリンのヴァの字も知らなかったのに、もう数曲弾きこなせるようになったとは、子供の吸収力を分けてもらいたいくらい。

■2004/06/12 (土)

夕方は次男のヴァイオリンの練習を見る。
宿題がスラーなので音程の悪さには目をつむり、スラーの練習を徹底。
割りと自然にできるようになってきた。
明日以降は音程を意識しつつもうひとつ宿題のリタルダンドも取り入れて少し音楽的な仕上げをしていく。

■2004/06/06 (日)

次男はレッスンでスラーを教わってきたが、まだ弓の使い方の量配分がわからないので、それを教えた。
ダウンに関しては大体均等に分割できるようになったが、アップは勢いで最初の音を弾いてしまい次の音を弾くのに少ししか弓が残らない。
次回の先生のレッスンまでの課題かな。

■2004/05/04 (火)

夕方はピアノを弾きながら次男のヴァイオリンのレッスン。
1stポジションは4弦ともだいぶ感覚がわかってきたようだ。
コンサート形式で登場、お辞儀、曲紹介などをやりたがるので付き合う。
ヴァイオリンを弾くのが楽しいというのは習わせた甲斐があったというものである。

■2004/04/29 (木)

次男のレッスン、1stポジションは正確になってきた。
この調子で続ければ年内には曲らしいものが弾けるようになるかもしれない。

■2004/04/24 (土)

夕方次男のヴァイオリンのレッスン、「メリーさんの羊」が弾けるようになる。
初めての曲なので本人も根気強くトライする。
久々にレッスン風景をヴィデオ録画。

■2004/04/17 (土)

次男のヴァイオリンを数日振りに聴いたが、子供はすごい!
A線のファースト・ポジションの音程がほぼ完璧。
ちょっと前まで開放弦しか弾けなかったのに。
目標はエルガーの「愛の挨拶」が弾けるようになることだそうである。

■2004/02/10 (火) 幼児期の音楽教育

私の趣味が音楽なので、我が家も音楽を楽しめる家庭になればいいなぁ、とつくづく思っている。
長男が小さいときは自分はジャズばかりやっていて、またカラオケにハマり始めていたときだったので、とりあえずYAMAHAの合奏クラスで音楽の基本的な楽しさを学ぶクラスに2年間通わせた。小学校に入りやめたいというので一回退会、1年のブランクを置いてピアノの個人レッスンを始めるが中学受験をやる、と本人が宣言するので小5になったときにやめる。譜面を読めるようになったので、コードとか教えて譜面に書かれていない弾き方を少し享受。ビートルズや好きなゲームの曲などを弾いたりしている。
次男は音楽はJPOPやアニメソングは聴くとすぐに覚える。ピアノも音階があって音の意味を少しわかってきた。ちょうど私がヴァイオリンを復活したこともあり、ヴァイオリンを習わせようと思った。親の考え方も変わるし、それに子供の趣味が多少の影響を受けるのはいたし方がないであろう。
次男に毎日ヴァイオリンを触らせているが、今日は長男がきて次男の音出しのガイド音をピアノで弾いてくれた。こういうことが最初の一歩なのかもしれない。さっそく長男の部屋に眠っていたシンセサイザーDX-7をセッティングし、いつでも弾けるようにした。中学の音楽の授業では一人1台のピアノが与えられて実技の試験もあるのでその練習用としても使えそうである。
妻を含めうまい下手は抜きにしてみんながアンサンブルできる環境が自分の望むところである。

■2004/02/07 (土) 小さいヴァイオリン購入

午後は妻、次男と渋谷のヴァイオリン・ショップで次男のヴァイオリンを購入。1/8スケールなのでちっちゃくてかわいい。3本弾き比べたが、ルーマニア製のが一番はっきりした音が出るのでそれに決める。調整してもらっている間にYAMAHAに行きレッスン用の教本と自分の楽譜(クライスラーのロンディーノ、フランクのソナタ)を買う。
帰ってからヴァイオリンの持ち方や開放弦の弾き方を教えるがゴーイング・マイ・ウェイの子なので勝手にやってる。やっぱり先生のレッスンじゃなきゃダメだなと思う。しかし楽しみである。

■2004/02/05 (木) 正式レッスン

今日の午前中はヴァイオリンの練習。
午後は次男の初めてのヴァイオリンのレッスンに妻ともども付き添っていってきた。家では自我の強い彼も外に出ると従順になるという我が家の内弁慶を立派に受け継ぎ、いい子でレッスンを受けていた。
願わくは投げ出さずに続けてくれること。ママの負担がまた多くなるが、できるだけバックアップしていきたい。
土曜日に楽器を見に行くのが楽しみである。

■2004/01/20 (火) ヴァイオリン教室

午後は妻と次男を連れて二子玉川のヴァイオリン教室の体験レッスンへ。自分が最近弾き始めたこともあるが、前々からなにか楽器をやらせたかった。長男は途中でやめたがピアノをやっていて、今も自分で弾いたりしている。経験からやはり楽器が出来ることは自分の中で貴重な財産になる。次男も終わったあと「楽しかった。ヴァイオリンをやる」と言うので、その方向で考えようかなと思う。なんか嬉しくなった。


 (というか今までの経緯です)

きっかけ

4半世紀ぶりにヴァイオリンの練習を始めた父親の姿を見て、「ボクも弾きたい!」と言い出したのが、5歳の幼稚園年中さんの時。
ウチは子供がやりたいというものはできるだけやらせてあげるという方針?なので、やらせようということになる。
パパは独学で練習していて、またクラッシックからはずっと遠ざかっていたので、ちゃんとした先生についたほうがいいと判断。
すぐにインターネットで先生探し。
いくつか候補を絞り、本人が「若い女の先生」がいいということで(その辺ははっきりしてる)、マンションで経営している小さな音楽教室を訪ねる。
やさしそうな先生でHIBIKIも気に入り、習うことになった。

Y先生との最初の1年

レッスンは週1回30分。
親はレッスン室には入れず、外で耳を済まして聞いているだけ・・・ちょっと疑問に感じた。
5歳の子供のレッスンは親が一緒に受けて日々の練習にアドヴァイスを与えていかなければ本人も親も理解できないのでは?
しかし、子供が楽しそうなのでその形で続ける。
先生の口利きでK楽器でルーマニア製の8分の1スケールのヴァイオリンを購入。
「幼児のためのヴァイオリン・レッスン」という本をやっていく。
毎週花まるをもらってくるが、同伴の妻の話では半分以上は先生とじゃれあっている感じ、とのこと。
いまどきのレッスンはこんなものなもかなぁ、と思いながら、それでもHIBIKIは毎日ヴァイオリンの練習は続けている。
ヴァイオリンが好きになっただけでもいいか。

夏には一緒にコンサートに行くようになる。
島根恵さんファミリーのアンサンブル・フリージアJr.を最前列で聴き、コンサート後には島根さんとも一緒に写真に収まり、わからないなりにクラッシック音楽が好きになってきた様子。

この頃から好きな曲を寝る前に聞くようになる。
「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」「ロンドンデリー・エアー」などクライスラーの曲がお気に入り。
ヴァイオリニストは川畠成道、五嶋龍のファン。

ちょうど1年が経つ頃、最初のテキストが終わり、先生思案の上「新しいヴァイオリン教本2」が次の教材となる。
ちょっと難しいんじゃないの?とも思ったが、先生を信じて毎日根気強く母と子は練習を続ける。

青天の霹靂

習い始めて1年と2ヶ月を過ぎた頃、「今年は9月の発表会に出ましょう」ということになり、「ヴァイオリンもサイズを大きくしましょう」ということになる。
パパが昨年ヴァイオリンを購入してお世話になっている楽器店で4分の1と、2分の1を数種類用意してもらい試奏する。
本人は4分の1じゃなきゃいやだというのを、「すぐに大きくなるから」という経済的理由でチェコ製の2分の1を購入。
これが波乱の幕開けだった。
購入の翌日、通っていた音楽教室からY先生が辞めたと連絡が入り、えーっ!となる。
先生本人とは直接連絡が取れないというが、妻が予め聞いておいたメルアドに連絡し、事の成り行きを本人から直接聞く。
一方的な解雇ということで本人も呆然とした様子。
とにかくその音楽教室は、感情的に続けられないということで断り、Y先生に個人的に続けていただくかは保留とする。

転機

パパが習っている先生も若い女の先生だが、音楽的に厳しく的確なアドヴァイスをしてくれる。
家からも近い。
パパはママに「どうだろうか?ひとつの転機として最初からやり直すつもりでその先生にお願いしてみては」
最初はHIBIKI自身がY先生から変わることに抵抗があるのではないかというのが一番の心配だった。
しかし、「パパと同じK先生のところにレッスン行ってみる?」
と聞くと、「うん。行くよ」とのこと。
なんとなくY先生がダメになったことを感じているのだろうか?
K先生に電話で事情を話すと「いいですよ。今度お連れください」ということでひとまず安心。

新しい先生

パパとママと3人でK先生のところに初レッスンに行く。
1/2サイズの楽器がいかにも大きく痛々しい。
先生にいろいろとみていただき、もう一度基本からやりましょう、ということになる。
「新しいヴァイオリン教本1」からやっていくことになるが、それがいいだろう。
先生に後で聞いたところ「やはりクセがついてしまっていて、まず基本的なオーソドックスな形を作らなければ」とのことだった。
「耳はいいので、クセが取れていけばちゃんと弾けますよ」
なんとなく感じていた前の先生のユルさはやはりちゃんとしていなかったのだな、と宣告された気がした。

「Y先生からK先生に変わるけどいい?」と聞くと
「いいよ!」と明快な答え。
1年間お世話になったY先生だが妻が断りの連絡を入れる。つらいところだが仕方がない。
Y先生からも「1年間HIBIKIくんをみれてよかった。HIBIKIくんは時々とてもやさしい音を出すんです。いつかまたお役に立てることがあったら・・・」となんとなくしんみり。
ともあれHIBIKIは技術的に基本からやり直すこととなった。

楽器の問題

1/2でK先生のレッスンを受けたが、いかんせんまだデカい。
毎日の練習も苦しそう。
本人は「大丈夫だよ」と強がる。
HIBIKIは1/4がいいと言ったのを、1/2にしたのはパパの責任だから、つなぎの意味で1/4の楽器を買おうと決心。
楽器店ではなくネット上で探す。
中国製の2万円弱で評判のいいものを見つける。
ダメ元で注文する。
すぐに届き、本体の軽さに驚く。
構えさせると、それまでの苦しい感じがなくなり「ぴったりだ!」と本人も喜ぶ。
よかった。
先生にも連絡すると「子供の楽器は消耗品ですから、とにかく楽に弾けるのがいいです。」
先生にしても1/4に買いなおせとは言いにくかったのであろう。
ポケットマネーで買える範囲で問題がとりあえず解消された。


愛聴盤/愛読書

タイトル コメント
トロイメライ/川畠成道 コンサートのビデオで観た「スペイン舞曲第1番」(ファリヤ 編曲:クライスラー)がお気に入り。
愛の喜び〜プレイズ・クライスラー/服部譲二 「ウィーン風小行進曲」と「ロンドンデリーのうた」が大好き。
愛の調べV/アンサンブル・フリージアJr.島根恵 聴きに行った2004年7月のライブ。
「モーツァルトのロンド」で始まる質の高いアルバム。
ご本人からお手紙付で送付していただいた。
連続ドキュメント
五嶋龍のオデッセイ(フジTV)
2004年と2005年の2回分を録画。
自分と同じ歳の頃の部分を繰り返し観ている。
川畠成道/コンサート2004(クラシカジャパン) 2004年オペラシティでのリサイタル。
アンコールの「ハンガリー舞曲第5番」に興奮!
楽器の絵本 ヴァイオリン ヴァイオリンの仕組みを一通り理解。
巻末のクイズが大好き。